スペインとポルトガルに行くべく、航空券をとって、ホテルを予約しました。

旅行の期間は8/13-26なんですが、航空券・宿泊・都市間移動手段の確保は3月の時点ですべて済んでいました。

 

が、一番肝心かつ面倒なビザの取得という難関が残っています。

 

 

 

シェンゲンビザは、

Ⅰ.最初にシェンゲン圏に入る国 

Ⅱ.一番長く滞在する国 

のうちの、どちらかの大使館・領事館にて申請するのが一般的です。

 

 

 

私の場合、インチョン発→ドイツ(トランジット)→バルセロナ着 という旅程なのと、
スペイン8日+ポルトガル5日 という日程からして

迷わず、スペイン領事館だなと。

 

 

インターネットで検索すると、在大阪スペイン領事館の住所と電話番号があったで

大阪在住の私は書類を準備して所定の住所へと向かったのですが、

はい、それらしきものは見当たらず電話番号も現在使われてないとの事で、、焦りました。

 

 

まあ事前に電話してみなかった私のミスですが、、、

知らねえよ!!!

 

 

一応トランジットで寄るドイツが、最初に入るシェンゲン協定国なので、

すぐに在大阪ドイツ総領事館のホームページにてビザ取得の予約を図るものの、直近で40日後。。。

藁にもすがる思いで、大阪のポルトガル領事館にも電話したのですが、

ビザ業務は東京でしか行っていないとの事・・・ はあ。

 

 

 

 

気を取り直して、割と暇な私は同日の夜行バスに乗り込み東京へと向かいました。

前置きがかなり長くなったのですが要点を3行でまとめると、

 

ー 在大阪スペイン領事館など存在しない 

ー 在大阪ポルトガル領事館ではビザは取得できない 

ー 在大阪ドイツ総領事館は予約が非常にとりにくい 

 ので、大阪の方は東京に行こう。 

 

 

 

 

スペイン大使館のビザ業務は9;30からでした。

 

♦ 必要な書類リスト ♦
(条件や状況によって人それぞれ違うので要確認 ! )

 

Ⅰ.パスポート(原本・コピー) 

Ⅱ.在留カード(原本・コピー) 

Ⅲ.ビザ申請書 

Ⅳ.カラー証明写真 (白背景) 
Ⅴ.全旅程の航空券のEチケット 

Ⅵ.全旅程の宿泊先の予約バウチャー 

Ⅶ.旅行日程表 

Ⅷ.在職証明書・在学証明書 

Ⅸ.資金証明 

Ⅹ.旅行保険 

 

 

ビザ申請書は、大使館のホームページから印刷して記入して持っていくようになってるのですが、

大使館でも一応声をかけるとくれます。

 

 

航空券と宿泊先のバウチャーはシェンゲン協定国圏内での全日程分が必要です。

あと、そのバウチャーに本人の名前が必ず記されていなければいけないので、
例えば、一緒に旅行する友人が予約してくれた場合とかはちょっと厄介かな、、と思われます。

私が予約した宿泊先の中には、AirBnB(個人宅)もあって、

結構心配したのですが、こちらはエアビーの領収書で問題なかったです。

 

 

旅行日程表は、こんな感じで超テキトー。

 

基本的にはおおまかでいいのですが、

いつからいつまでどの都市に滞在するのかを、航空券と宿泊先のバウチャーと照らし合わせながら結構細かくみてました。
 

 

私は今、学生なので普通に英文の在学証明書を提出しました。

資金証明に関しては、口座の残高証明ではなく、 過去6か月の取引が記帳された通帳のコピー+通帳の表紙のコピー を提出します。

私の場合、旅費を私自身が負担するにしても、現在学生なので旅費を担う経済力がないと思われても困るので

私の通帳に加え、父の通帳のコピーと住民票(原本と英訳)、英文の委任状まで合わせて提出しました。

私の通帳に30万円ほどあったのですが、全然OKでしたー!

過去にアメリカのビザを取得する際に、済ませておいた住民票と委任状の英訳本があったので、使い回しました。(あったから持ってっただけ)

(住民票の英訳本の見本が欲しい方はコメント下さい。)

 

 

海外旅行保険なんですけど、、

滞在中の傷害・疾病治療費及び日本への一時帰国費用をカバーする内容の海外旅行保険に加入していることを証明する旅行保険会社が発行する書類
(オプションの旅行変更費用という項目に必ず加入すること)

が必要だそう。

こちらが、ネットを検索してもしても何を選べばいいかさっぱりわからなくて一番厄介でした。

結局私が選んだのは、ジェイアイ海外旅行保険(大正解)

他の保険会社よりもお手頃価格ですし、例のオプションもあって、ちゃんと英文で書類も送って来られました。

旅行変更費用らしきオプションが二つあって、どっちやろーってなったのですが、こういう時は安全に二つとも購入。

保険料は、7000円ちょっとでした。

 

 

 

ビザの件でまた東京に来たくなかったので、

パスポートの受け取りはレターパックを持参して郵送して貰うようにしました。

 

 

 

 

 

てな感じで、約20分に渡りかなり細かく書類をチェックして、指紋を採って終わりです。

 

書類に不備がないようかなり気をつけたつもりではあったのですが、

意外に修正するところも多くて、案外時間がかかってしまいました。

 

大使館の職員って結構態度が悪かったり、ちゃんと説明して貰えなかったり、職員同士で言ってる事が食い違ったりって事が頻繁起こるので、

心配はしてたのですが、この日担当してくれた方は日本語もすごく上手で優しかったのでホッとしました。

 

 

 

ビザが下りるまで土日祝含めて16日かかりました。

 

わーい。

 

 

ビザ取るのめちゃくちゃめんどいんですけど、パスポートを受け取るとき得られる満足感とやりきった感がたまりません。()

 

 

 

では、今度はロシアビザなり、アメリカビザなり、また更新します。