前にrtcwakeスクリプトのネタを書いた時みたいなroot権限が必要な箇所を、sudo rtcwake のように書いて、実行時は端末画面上でパスワード入力していたんですが、sudoの代わりにgksuを使えば端末無しでもパスワード入力ダイアログが出てきてくれるとか・・・知らなかった。

gksuってわりとよく見かけますが、なんで調べたこと無かったかと考えてみると、数年前までちょいちょい覗いていたubuntu日本語フォーラム(最近はほとんど見ない)で見かけることが多かった気がするんですが、当時、今よりもかなり初心者な私はそこに載っていた例がスクリプト内でやるのか端末でのコマンド入力例なのかを意識せず、スクリプト内で使い端末無しで実行した時のパスワード入力ダイアログの有無の違いも知らず(それ以外にも違いは有るんだろうけど)、sudoはそれ以前にも使っていた(スクリプトは別)ので、自然とgksuを無視、というか勝手にsudoに置き換えて捉えるようになってしまっていたように思います。


パスワードの必要なシェルスクリプトを端末無しで実行できるとパネルアプレット等のフォルダビュアーとかに入れておいたり、.desktopファイルを作ってアプリケーションランチャに追加したり、わりと使い勝手良くなりますね。

更にもうひとつ、スクリプト中でのパスワード入力手段を探していて「各種ダイアログを表示する」というzenityなる物が目に付きまして
以前書いたrtcwakeスクリプトは、復帰時刻を曜日ごとに固定した使い方にしましたが、zenityを使って復帰時刻を都度、指定するのもやってみました。(はい、端末でやらなくても大丈夫なやつです)

#!/bin/sh

d=`zenity --entry \
--title="指定時刻までサスペンド" \
--text="復帰したい日付を入力" \
--entry-text "\`date '+%Y-%m-%d'\`"`

t=`zenity --entry \
--title="指定時刻までサスペンド" \
--text="復帰したい時刻を入力([00~23]:[00~59])" \
--entry-text "\`date '+%H:%M'\`"`

T=`date +%s -d "$d $t:00"`
N=`date +%s`

if [ $T -le $N ]; then
zenity --error \
--text="$d $t 既に経過"
exit 1
fi

STOP=`expr $T - $N`

min=`expr ${STOP} / 60`

gksu -m ${min}分後に復帰 "rtcwake -m mem -s ${STOP}"

rtcwakeの参考情報はこちら
SpiderOak 5.2.0
おかしくないですか?
共用PCで複数ユーザーそれぞれ別のアカウントでSpiderOak使ってますがバージョンアップ後、ひとつのアカウントでしか起動しなくなってます。あ、OSはGuatemala Linux 14.04です。
ユーザーAで起動確認し、その後同じPCでユーザーB、ユーザーCともSpiderOak起動せず。
PCを再起動後、ユーザーBでSpiderOak起動できて「治った!?」と思いきや、今度はユーザーA、ユーザーCで起動せず。
PC再起動後、最初の1アカウントしか使わせないようになっているらしい・・・
共用PCで複数ユーザーそれぞれ別のアカウントでSpiderOak使っている人がよほど少ないと見えて情報が見当たらず、バグなのか、意地の悪い仕様変更なのか判断しづらいけど(個人的には無料版終了の予兆に思えてならないです)

SpiderOak(運営)的にはもうある程度知名度も上がって非課金ユーザーに媚びる必要無しと考えても不思議は無いし・・・SpiderOakに限ったはなしじゃないけど。
そろそろ捨てる準備を始めるべきか・・・

端末で
$ /usr/bin/SpiderOak
すると
IOError: [Errno 13] Permission denied: u'/tmp/SpiderOak_startup.log'
とか出てくるので試しにPC再起動後、SpiderOak起動できた最初のユーザー所有になっている/tmp/SpiderOak_startup.logのアクセス権を誰でもアクセス可にしてみたらとりあえずは他のユーザーでもSpiderOak起動できるようになったみたいです。
いつまで通用するかわからないですけど。
以前使っていたguatemala linux(主に12.10)はKDEシステム設定の自動起動に有るシャットダウン時に実行するスクリプトが『ログアウト』を選択した時しか実行されなかった(と思う・・・思い違いの可能性も無くはないですが前のバージョンはもう消しちゃったので)けど、guatemala14.04ではシャットダウン、再起動でも実行されるらしいです。他のKDEディストリは不明です、使う予定無いし。
シャットダウン、再起動時の自動実行はしないと思っていたので前にLXDE化したUbuntu Studioなどでやっていたスクリプトの実行によるシャットダウンなどしたくてlxde-logoutみたいにKDEでもログアウトのダイアログをコマンドで呼び出す方法を探していたんですが不要だったようです。
・・・と、ちなみに
guatemala等にLXDEを追加すればKDEでログインしていてもコマンド、スクリプトでlxde-logoutは呼べば出てきてはくれるけどそこからお願いしたシャットダウンもログアウトも何もしてくれないというツンデレ、ならぬデレツン状態?。どうもKDEセッションで使用中だと機能しないらしいです。


ちょっと引っかかったのが無線LANで、12.10の時は問題無かったんですが、14.04では無線の初期設定しても繋がらなかったですね、環境依存なのかどうかわからないんですが、他のKDEディストリでも起きているらしいので多分guatemalaだからではないんじゃないかと。
確かSolydKの時は今回の状況とは少し違っていましたが有線接続で一旦LXDE化してすんなり接続できたので同じようにしてみると、今回はLXDEをインストールしただけではnetwork-manager-gnomeが入っていないとかで別途インストール、LXDEでログインし無線接続しました。その後KDEでログインし直すとちゃんと繋がっていて、接続の編集で見ても自分がミスしたようには思えなかったですが。
~/.configやら何か色々LXDE環境からコピーしているのが悪いのかもと考え、あとからインストール元のライブUSBで試してもやはり無線は繋がらなかったです。
その後見つけた『wpa_supplicantを使ってWPA2の無線LANに接続する方法』とやらでうまく行けばnetwork-manager-gnomeとかも必要無いらしいので、guatemala16.04へ移行の際、もし同じようにGUIでの無線接続不可な状況なら試してみようかと。

無線LAN関連で他にもうひとつ、サスペンドから復帰後に非表示のSSIDを探しにすら行かず、ほっとけばいつになっても繋がらない(試しに12~13分程度待ってみたけどダメだったことも有り)というのが時々有りました。一時は時々というにはちょっと多い感じだったんですがここ数日は安定していて既に何かのアップデートで修正されているのかも。(たまたま調子良いだけかもしれないけど)


あと、無線LAN以外では、複数ユーザーでの共用PCなので気になったのが、確か12.10の時はKDEシテム設定にユーザ管理が有ったと思いますが、14.04では見当たらずkuserを追加しました。

今回、はじめましての機能で壁紙が動画になるというDreamDesktop、他のディストリの人のブログ等で「使用する動画を(自分で)ダウンロードして・・・」みたいなのを見かけますが、guatemala linux 14.04だとデフォルトで22個の動画が入っています。(厳密にはOSインストール後に追加されるそうです)うちのVista時代のノートPCで動かしてみるとさすがにCPUが可哀想な状態で、このスペックで常用する気にはなれないですが、フレイムレイト低めにするとか、解像度は高めでも動きの有る範囲が小さめになっているやつはなんとか行けないこともないかも。
システム設定の「仮想デスクトップ」で「デスクトップごとに異なるウィジェット」を有効にすると動画の選択肢が消えてしまい、デスクトップごとに選択肢を用意するところから必要なようです。

DreamDesktopの選択画面で各動画のサムネイル表示が無いのがちょっと残念。試してみるにはDolphinやGwenviewなどで/usr/share/wallpapers/dreamdesktop/をサムネイル表示して、気になるやつをSMPlayerあたりで再生してみるほうがDreamDesktopを変更、適用して見るより負荷は軽いです。

動画キャプチャしてここに載せるのも面倒なのでDreamDesktopは不使用。

ライブCDの部屋に動いている状態のサンプルが載っています。

まあ、個人的には仮にCPUが余裕だったとしてもDreamDesktopの動きが派手過ぎてちょっと落ち着かない感じがするし、スライドショーのほうが程良い洒落感を持たせつつ、より安心して使えるんではないかと思います。(CPUに余裕が無いから落ち着かないのでは?という説にはあえて触れない)