アカとゴンに餌をやるようになったのは昨年の12月くらいだったろうか。
この地はつくばおろしで、冬はマイナス5度くらいになる。
野良猫にとっては餌もなく、厳しい季節だ。
アカははじめっから人を恐れない、捨てられて間もなかったのだろうか。
ゴンは顔に似合わず繊細だった。両方ともオス。
アカは脚が長く、走り、飛び跳ね、まるでスポーツアスリートのような
しなやかさは見ているだけで楽しい。
アカは開けっぴろげで自分をアピールするのは特意だったから、
玄関脇にダンボールハウスをワイフにつってもらい住んでいる。
ゴンはアカとはまるで正反対で陽と陰の関係。
ゴンは脚は短く、少し長毛のアメリカンショートの雑種なのだろうか。
そして、特徴は尻尾がぐじゃぐじゃに折れ曲がっているのだ。
この特異性のための嫌われ、人に不信感をもつようになったのかもしれない。
ゴンは人見知りなのか、不定期な訪問なので
餌をもらい損ねることも多分あるのだろう。
大抵下半身ズブヌレからすると、餌探しの「ジャングルクルーズ」に
明け暮れているのだろう。
(それでも相当慣れてきて ゴロリと横になることもある今日この頃)
そしてアカもゴンも飼い猫だったせいか、
時々やってくマロの生来の野良の脅しの迫力にはまったく歯がたたない。
(写真なし)