先週言及の大変お世話になった総合病院:守谷第一病院から
大腸専門病院として知られる辻仲病院柏の葉に、
7月10日金曜日の昼頃、救急車で急遽転院してきた。
病院から外を見る
TX線のすぐ傍に建つ病院
玄関の看板
もちろん、実績数からして最先端の治療を期待してのことである。
担当医は小池淳一先生、鈴木綾先生。
到着の午後、早速内視鏡で状況を観察してもらい
出血している憩室を二か所クリップ止めしてもらった。
翌土曜の朝の回診で、小池先生から「憩室をなくすには大腸全摘」
という手があるという話は痛快??!!だった。
ただの話ではなく、現時点ではまだ俎上に乗っている解決策の一つである。
前々から書簡を出そうとしていた金さんへの手紙の最終チェックをしたいというので、
日曜日には日出子さんが10時と3時の二回やって来た。
ドライブは大変だろうと労らいながら、
コロナ予防の病院の対策のため病床に上がって来れない彼女に代わって、
私がエレベーターを使って動いたのだが、それだけで、
またまた夜、何度目かの下血をしてしまった。
その夜は浜畑幸弘院長にオペしてもらったのだが、
出血場所は特定できなかったそうだ。
昨日(7/12)月曜日の朝の回診で、
鈴木先生のバリウム充填法を朝いちばんでやる話は元気が出た。
お尻からバリウム300ccを注入し、左右上下に体を傾け、
大腸と問題の憩室の隅々までバリウムを充填する方法。
傷口やへこんだ穴ををバリウムで塞ぎ、出血を予防するというもの。
後遺症も問題がないばかりか、多くの効果を発揮するというから凄い。
まさに魔法の治療法。
後ろのエレベーターで病室へ帰るところ
しかし、天にも上る祈りで、
今日火曜日までのトイレのシンクを覗くのが恐かった。
なんとか下血をクリアし、やっと昼の重湯200ccに辿り着いたところだ。
生きる希望が湧いてきた。
成功を一歩一歩積み重ねてゆくことが必要なのだが、
まずは日出子さんの粘り強い努力が頼りではある。