黄金のアデーレ 名画の帰還/woman in gold | JAMESの映画ブログ 勇往邁進

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こんばんは

一足先に観てきました!「黄金のアデーレ 名画の帰還」です


2015年公開、本編109分
監督 サイモン・カーティス

ストーリー↓
アメリカ在住のマリア・アルトマン(ヘレン・ミレン)は、クリムトが描いた名画の所在を知る。
ナチスに奪われた伯母の肖像画を取り戻そうとオーストリア政府に訴訟を起こす。
新米弁護士ランディ(ライアン・レイノルズ)の助けを借りながら、自分の半生を振り返り・・・


はい!
マリリン 7日間の恋」 ← などのサイモン・カーティスが監督

ヘレン・ミレン演じるマリアの家に飾られていた叔母がモデルの名画。
オーストリアの美術館に飾られていることを知る。

“オーストリアのモナリザ”と呼ばれる程の傑作を、政府が簡単に返す訳はありません。

現地に赴いたマリアと弁護士のランディ。
オーストリアでの活動をサポートするジャーナリスト役には、ダニエル・ブリュール。

申請も突き返され、聞く余地を持たないオーストリア政府。
何度もやり取りを重ね、諦めかけるマリア。

思い出したくない過去の出来事と封印していた思い。

しかし、オーストリア訪問や絵画への調査で、解きほぐされていく
楽しかった日々や両親との思い出

結婚式の幸せシーンには頬も緩む↓

絵画だけでなく首飾りやお父様の愛する楽器など、観ているこちらも思い入れが深まる。

ヘレン・ミレンの頑固でユーモアを交えた軽快なトーク!

二つの時代の描き方が素晴らしい。
ナチス侵攻を、マリアの家族の身辺から、徐々に迫ってくる恐怖へとうまく表現されている。

マリアとタッグを組む新米弁護士にはライアン・レイノルズ。

母の頼みで相談に乗るだけと、まったく関心の無かった絵画とマリアの過去。

自分の一族の関わる真実を知り、マリア以上に名画を取り戻したい気持ちが強まる。

正直始めは、レイノルズ大丈夫か?と心配で、少し疑ってましたが(笑)

使命感に燃え、次第に顔つきも変わり。
弁護士として素晴らしい仕事をしてくれました!あっぱれです

ヘレン・ミレンを代表する「クイーン」を超える新たな名作が誕生しました!!

感動の作品、是非劇場でご覧ください☆

※名画は、現在NYのノイエ・ギャラリーで展示されています

日本公開は2015年11月27日です!

ではまた、ciao!!!