こんばんは
アカデミー賞を大いに盛り上げた「バードマン」観てきました
2015年公開(アメリカ公開は2014年10月)、本編119分
監督 アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
ストーリー↓
かつてヒーロー映画『バードマン』で一世を風靡した俳優リーガン(マイケル・キートン)。
落ちぶれた今、自分が脚色を手掛けた舞台に再起を懸けていた。
しかし、降板した俳優の代役のマイク(エドワード・ノートン)の才能がリーガンを追い込む・・・
はい!
感想をあげるのが遅くなってしまいました
アカデミー賞を盛り上げた今作。
レイモンド・カーヴァーの短編、
「愛について語るときに我々の語ること」をモチーフにしたブラック・コメディ
若くしてバードマン役で成功を収めたリーガン(マイケル・キートン)。
しかし、輝かしい日々も終わり、過去の栄光にすがっていた。
娘のサム(エマ・ストーン)との不仲にも苦しむ。
父親がパッとしないせいか、グレている娘。エマが好演。
落ちこぼれていたリーガンであったが、ある舞台に再起をかけていた。
今回は真面目なマネージャー役でザック・ガリフィアナキス
ひょんなことから俳優が降板、なんと代役はブロードウェーで活躍するマイク。
マイク(エドワード・ノートン)は、演技力は抜群!
しかし傲慢で、とても自己顕示欲が強い。
上手くいっていたハズの歯車が・・・なぜかマイクのペースになったり。
エドワード・ノートン久しぶりに観たかも。
びっくりする上手さで、俳優としての魅力を再確認しました。
格闘シーンも見ものです。
リーガンは追い込まれ、役柄に自分自身を投影し始める。
幻想と現実の狭間でゆれる男↓
アカデミー賞は4冠ですが、群を抜いているのが撮影賞。
どう撮って編集したのか。カット割りはほとんど無い。
長回しでワンカットにみせる、臨場感を存分に味わえます。
素晴らしいの一言!!!カメラワークには大注目。
ちなみに撮影は、「ゼロ・グラビティ」でアカデミー賞を受賞した
エマニュエル・ルベツキが担当
人間ドラマの中に、バードマンのちょっとしたアクション。
シュールなバードマン。
主演のマイケル・キートンは昔BATMAN。
そして売れない女優役のレスリー演じるナオミ・ワッツも
実際に長い下積みで芽が出た人。
セルフコメディ?としても、みなさん熱が入った演技になるのかな~。
全編、ドラム音が鳴り響く。そのリズムも印象的でした♪
リアルな演劇業界が描かれている一方で
たくさんの実在の俳優が引き合いに出され笑いを誘う。
メキシコ出身のイニャリトゥ監督が、ハリウッドを客観視して
少し皮肉った部分とか。
映画好きな人にはオススメな映画です
しかしながら、アカデミー賞獲った作品だよ~!
とノリで観に行っちゃう感じの日本では、一般受けは難しいでしょう。
興行収入も伸びない予想。
日本公開は、2015年4月10日
ではまた、ciao!!!