今日はたまたまフリーに近い一日で昼寝していたが(爆)、安倍首相ついに辞任との速報が!はっきり言って昨日まではやめないと思っていました。しかし実際にテレビを付けてみると今日はずーっと、辞任表明を受けての特番の嵐でした。あまりにも暑く、こちらの体調も凄まじく悪く、ブログのネタも考える余裕もなくなっていたのだが。歴史的な一日をこういう形で唐突に迎えるとは心外ですが、最長在任記録も更新したことだし誰も総理の偉業を全て失敗だったという人はいないでしょう。安倍政権の約8年間の中で不遇だった私でさえ、安倍首相のやった事は尊敬してるし今さら病気がどうだとか言うつもりはありません。

個人的には今日17時の会見、解散への地ならしというか、副総理を麻生氏から河野太郎氏あたりに変えて、心機一転消費減税などの政策を打ち出してくると思ったんですが。年内解散で自民・維新の連立政権となり、ますます改憲路線が強まる展開と思ってましたが、そこまで気力がもたなかったと言うことか。
ま、このブログも日本の頂点を目指すとある通り、安倍首相が辞めて群雄割拠の時代となってくれた方がありがたいという面があるんだよねえ…有言実行の極みで、私も名も無きネット保守論客からいずれ政界へと羽ばたいて行きたいと思います!次の首相が岸田であれ菅であれ他の誰かであれ、2020年代が俺たちの時代となるのは間違いない!

小池都知事が会見で安倍辞任を「大変残念だ」と言ったのはたぶん本音に近いと思っています。在野精神だか何だか知らないが、それなりの地位と金があってもやるべき事をやらない小心な卑怯者に国民は辟易してるのであって、石破茂や国民民主党の議員が発する言葉にシンパのマスコミですら痛烈な眼差しを向けているのは、やはり2011年の大震災以降の様々な出来事を経ての多くの一般市民の実感が影響していると思います。

野党の政局もそれはそれで面白いものがあるけど、安倍さんが辞めたからといって左翼野党の支持率が上昇するとかそういう事態にはならないと思う。平成20年間の間に被ったデフレと社会不安、ファシズムに対処するために、「自民党の」安倍による長期政権じゃないとダメだったという事だ。ある意味競争が乏しくてつまらない時代でもあったが、「失われた時代」からのヒーリング・パーソナリティーとして、歴史は安倍晋三を必要としていたという事だ(何じゃそりゃ)。ごく平凡なまとめとなりますが、私は今の日本が好きです。中道・第三極シンパの一般人として、これからも政治にブーブー口を突っ込んで行けたらなあ、と思ってます。アクセス数についてはもはや期待してないので、隠れ家的存在として愛されてくれればそれで良いかな…更新頻度は今のまま、最低でも5日おきには更新して行こうと思ってるのだが。

 

 

今日のameba pickは趣向を変えて?ホグウッドによるベートーヴェン交響曲集。当方はクラヲタという人種ではないしむしろ彼らとは真逆の存在であると常々思ってる訳ですが、やはりベートーヴェンは別格。まさにcd時代の幕開けを告げる1983年に始まったホグウッド/AAMの全集、近頃ヤフオクで最後の一枚(当盤)のオリジナルを入手したので記念がてら取り上げてみました~。古楽器のベートーヴェンが好きなのは勿論ですが、既に持ってるガーディナー盤とはまた違う個性があって楽しいと思います。ハイドン風とされる第一番、洗練された美しさを持つ第二番、どちらも傑作ですが、ホグウッドの個性が強く表れてるのはやはり第一番!!どちらかと言うとノリントンとのコンビでの印象が強いジョン・ホロウェイのコンマスが飄々とした感じで若干不安を覚えますが、聴けば聴くほど味わいのある演奏!!とにかく自分が古楽やバロック音楽にハマるきっかけとなったのもクリストファー・ホグウッドの演奏だったから、今日という日に原点回帰的に取り上げてみるのも悪くないと思った次第。ちなみにホグウッドは2014年に脳腫瘍で惜しくも亡くなってしまいましたが、追悼の意味でディスクユニオンでバッハをクラヴィコードで演奏したCDを買ったのでした。そちらも時期を見ていずれ取り上げるかもしれません。


6枚すべて並べてみたが壮観だ…ちなみにガーディナー盤はカラヤンばりの銀箔箱入り6枚組という仕様で、私は大学卒業記念に入手したのだが(5年前)、一部を除いてそれほど面白いとは思わないです。