暑さはそれほどではないのだが、眠気が酷すぎる。寝ても悪夢を見てしまい全然心がリフレッシュしたという気がしません…という訳で今日の更新も簡潔に。
・米大統領選、バイデン氏の指名が確実に!!
もう今さらでしょうが、民主党大会で正式に決まったとさ。何だか石破氏に期待するような日本のリベラル層はバイデンの勝利を当然視してるかのような雰囲気だが、個人的な予想を言わせてもらうとバイデン氏の勝利は五分五分だと思います。カマラ・ハリスというヒスパニックの女性が副大統領候補に決まった時、実は結構あちゃー、と思った人も多いのでは。日本人のアメリカ離れが進んでおり、バイデンが勝っても負けても無反応の人は意外に多そうだが、マスコミ関係者や学術業界には衝撃を与えそう。アメリカ人のヒスパニック嫌いをなめない方が良いよ、というか、低投票率も災いしてユダヤ人のトランプが勝ちそう。最近のブラック・マター運動やmetoo問題もそうだが、アメリカナイズされた世界は窮屈でしょうがないという事に、世界中の一般市民が気づき始めている。日本の(マスコミに影響されるだけの)善良な牧畜民たちは分からないかもしれないが、アメリカという国で何かをすると全て政治的図式に当てはめられて単なる部品と化してしまうのであり、日本の朝日新聞読者がましに見えるくらい偏狭でバイアスの塊のような「リベラル」が多いのが向こうの特徴である。日本でも体育会系だの文化系だのアホなラベリングを使って人々の分断と知能低下を煽るような人々がいるが、それの比じゃないレベルの悪が地球の西の果てにあるという事だ。二大政党制の欺瞞に気づかない限り、アメリカの左翼大衆の幸福はないと言えよう。コロナでバタバタ死んでいる時点でかの国の民度もタカが知れている気がするが。
・ついにコロナの新規感染者、大阪が東京を上回る!
これも地味に重大なニュースだ。特に大阪都構想の成立には大きな影響を与えるであろう。知事が松井さんのままだったらどうなの?と言いたくなるが、少なくともイソジン会見のようなヘマは無かっただろうしもっと持ちこたえたかも。ある意味批判の矛先が吉村氏にばかり向かわざるを得ないという意味では可哀想ではあるが、マスコミに持ち上げられて国と対立するヒーローのように一部でされちゃったのはちょっと良くなかった。古舘とか宮根とか、某ダウンタウンの芸人とか、都構想利権の周りでウロチョロしてた人は反省した方がいいかも。
・日本の民主党、その歴史的な役割を終える。
1996-2020年まで、日本政治によくも悪くも多大な足跡を残した政党だが、今回の分党劇と労働組合の「立憲」支持への完全移行で、民主党はかつての社会党→社民党と同じく単なる抜け殻同然となった。一言でいえば社会党を近代化、アメリカナイズドした政党という事で、鳩山のブラックマネーやら口だけマニフェストなど、色々なものを縦横無尽に取り入れる政党であった。しかし日本の大衆は社会党時代と比べて賢くなったか?と言えばそうではなく、いろんな意味で労働者をたぶらかして骨抜きにした、有害な存在だったと思う。前身の「連合の会」の結成が1989年なので、その歴史は平成の失われた20年そのものであったと言えるだろう。日本の政治ウォッチングは私の専門分野でもあるので、後ほど分裂のメンバーが確定したところでもう一度特集したいと思う。
ヤフオクで色々面白いものを手に入れたりしたが、そういう平和な話題は次の機会に回したいと思う。今日のようにやるべき事が多いというのは幸せなことだが、今日を境に人生が不可逆的に変わった、そんな一日であってほしいものだ。個人的に未来を大きく切り開いた、という確信は得ている。いつもながら思い付きや行き当たりばったりで人生の大半を決めている気がするが、ハズレくじは二度と引きたくないものだ。