梅雨が長引いて今年は冷夏か~、などと思っていたが最凶の8月がやって来てしまった。とにかく暑いです。更新は地味に続けていくつもりだが、焦点はブレまくり、投げやり感がいつに無く強くなってくると思われるので、そこんとこ覚悟してくだちいな。(ドラえもん/ライター芝居風)
9日は久々に大河ドラマが放送されたのだが、何と前半の総集編という事だった。色々詰め込みすぎて正直楽しめるレベルではなかったが、気長に本放送再開を待ちたいと思う。

何度も言うが暑すぎる!!過去の経験から35℃までは風があれば何とか生存可能な気候であるが、やっぱり部屋の温度が36℃を超えてしまうととてつもないものがある。ある意味サウナと開き直ってみるのも手であるが。
最近ペプシコーラのキャンペーンでKFCのオリジナルチキンが当たる、というのをやっていてこの不景気なのに当選率が異様に高いという謎仕様なのだが、自転車で店に交換しに行った帰り、モワっと水戸の大工町あたりで熱気が増して、倒れそうな状態になってしまった。かつては自転車通学も余裕な距離だと思っていたのだが、やはりステイホームで体にガタが来てる感じですかね。ケンタッキーついでで言うと、昔は水戸駅北口にもあって、クーポンがある時は昼食で何度も使ったことがあるのだが…
リーマンで次々と店が潰れ、西友も丸井も撤退した水戸駅前はまるで廃墟である。県庁所在地なのに全く良い処もない惨状は、来てみれば分かります。

嗚呼…とため息をついた所で今日もヤフオクでCDを物色。掘り出し物が結構手に入りやすくなってるのは有り難い。EMI/reflexeシリーズのオリジナル盤や、幻の指揮者、デレク・ソロモンズによるハイドンやシューマンなど、かーなりレアな商品が格安で手に入っており、何やら複雑なキモチである。

ま、東京でもコロナ感染者は減ってきたようだし、目の前の現実を前向きに受け止め、やっぱり良かった2020年は、と大晦日に言えるような充実した生活を送りたい。旅行には行けないが、そんなの大学時代からほとんど変わらない事であるので。(ただ、山歩きとかは大好きで日帰りで箱根に行ったりしている俺)


 

 

今日聴いてるのは、カンプラのレクイエム。マルゴワール指揮fnac盤。いろいろと新しい領域に挑戦してみるのも悪くない。長調でしっとりと始まる曲調が新鮮。カンプラ(1660-1747)はイタリア生まれでもっぱらフランスで活躍した作曲家だが、音楽の盛り上げ方をよく分かっている。「レクイエム」が現代では最大の有名作だが、オペラもかなり素晴らしいものが多い。カンプラのレクイエムといえばガーディナーやヘレヴェッヘ、ニケといったそうそうたる顔ぶれによる録音があり、どれを入手しようか迷っていた所だが、運よくこのマルゴワール盤をヤフオクで入手できたと言うわけ。現在ではワーナー/eratoに権利が移っているのかもしれないが、初出盤はこんな感じである。龍安寺の石庭風のイメージが癒やされる…




マルゴワールというと日本の音楽ファンから高い評価を受けてるのをあまり見た事がなくろくに知らなかったのだが、だからこそというか安くCDが手に入ったのかもしれない。同じベテラン古楽指揮者でもサヴァールだといつも高騰するイメージなのだが、大金はたいてまで買うもんではあるまい。この録音、曲も良いのはもちろんだが、ジル・ラゴン、ピーター・ハーヴェイといったソリストの歌唱も素晴らしく、バロック好きにはたまらん逸品だった。私の嫌いなカウンターテナーのドミニク・ヴィスも出ているのだが、彼にしては真面目に歌っているのが驚きであろう。スカルラッティほど暗くなく、ラモーほど作為的でないカンプラの作品はかなりお気に入りです。大らかでメロディアスな所はヘンデルにも若干似ている?かな。



香港情勢など色々とウンザリするニュースも満載なこの頃であるが、最後は正義の側が勝つと信じようではないか。俺がかつて言った9月27日総選挙はさすがに無さそうだが、サミットが延期されたことから年内解散の可能性はまだまだかなり強まってきたというのが正直な所だろう。恐らくあるとしたら米大統領選直前の10月4日頃なのだが…野党の合流構想って一体どんな顛末を迎えるんでしょうかね。ではまた。