毎日やる事が多くて忙しい。嬉しいことに運勢も安定してるように思えます。いつもやっていた「ウィムジカルウォー」というゲームが終了してしまい悲しいのだが、コロナのせいもあるが課金しなくてもそれなりに上に行けちゃうゲームのため運営側も儲けにならず撤退と言うことのようです。キャラが結構洗練されていて好きだったのだが…
ま、こちらも某IT系企業に焦点を切り替えて就職活動真っ最中なので、遊んでる場合でないと言えばそうなのだが。相変わらず趣味の地方選挙チェックを行い、amazonやヤフオク!で購入したCDや漫画で脳の渇きwをうるおすという生産性のない日常を送っているのだが。東京のコロナ感染者が高止まりした現状、ヤバイとしか言いようがないのだが、前に書いたとおり小池さんの再選は確定的なので…
ムカつくと言うわけではないが、現実逃避したくなるような暑苦しさではあるので、新しく聴いたオペラ「預言者」を垂れ流している。amazonで3枚組1815円と激安だったので買ったのだが、手放しに誉めるのはちょっと躊躇われる内容かな。我輩、ロッシーニからオペラの世界に入ったので、ヴェルディやワーグナーよりはずっと親しみやすい作曲家、マイヤベーア氏であるし、この「預言者」というオペラ(1849初演)もCBSのマリリン・ホーン出演のLPからほぼ40年ぶりの正規録音ということで楽しみにしていたのだが、いくつかの点でがっかり。
・ベルテ役のソプラノの声が美しくない!!
・バレエ音楽や有名な「戴冠式行進曲」を半分以上カットするってどういう事よ!?
・英語の対訳がない💢😠💢
あらすじはwikipediaで結構詳しいのがあるので、作曲家マイヤベーアの項と合わせて補完できるのだが、他はちょっとどうしようもないですね。ドイツ語の対訳だけ置かれてもチンプンカンプン何やらかにやら。
せっかくパリのグランド・オペラのゴージャスな音楽に浸りながら何も考えずに過ごしたかったのに、これでは脳の休まる暇もないよ全く。エッセン・フィルという聞いたことのないオーケストラも今一つだし。
が、指揮者のジュリアーノ・カレッラや主役のオズボーンさんは頑張っているし、あまり有名じゃないがオズボーンのロッシーニ「ウィリアム・テル」「湖上の美人」「オテロ」での歌いっぷりは大好きなんですよ。それこそ有名なフローレス氏とかよりもずっと。
アナバプティストという悪役の印象が暗すぎる当作品、だからこそ華やかなアリアやバレエ音楽でメリハリを楽しむ作品だと思うんですよ、基本は「悪魔のロベール」と同じフォーマットですが、扱っている内容の質が違うので。なんせミュンスターの宗教戦争という歴史的題材を扱い、カトリックとプロテスタントの宿命的対立という現代にも通ずるテーマを扱ってるわけですからね。
なにを熱く語ってるんだ暇人、と自分でも辟易してきたところで、youtubeでベルリン・ドイツ・オペラの上演の音源が流れていたので視聴。(リンクは貼りません)こちらは主役のグレゴリー・クンデが60過ぎのジイサンなので、時折テンポが遅くなったりするなどの欠点はあるものの、こちらの方がずっと正統派の演奏で、バレエ音楽もノーカットで演奏してます。なぜこの上演はCDにならない…
今やコロナで劇場は無期限閉鎖という状況でどうなるかわかりませんが、結構最近はマイヤベーアなどのマイナー作曲家や復活蘇演ものに面白いものが多くて、webラジオやようつべで良いのが一杯転がってたんですよね…酒やタバコで体を台無しにするのは御免なので、オペラ、(やバロック音楽)を生命の潤滑油として利用している我輩だけど。いやはやアナバプティストの陰気なメロディーと梅雨空が相まって今回はうまく酔えませんでした。次は底抜けに楽しいロッシーニ「オリー伯爵」といくか…