10万円は受け取ったけど、今一ピリッとしない体調の日々が続く。もはやここ数年の恒例となっているが、明け方に悪夢を見て死にそうな気分になる…の連続。4日も空いたので昨日はブログを更新しなきゃいけなかったのだが、昨日はどうしても気分が冴えず、日常のあれこれをこなすだけで精一杯の一日となってしまった。嗚呼…決して精神の乱れとか、朝起きられないという訳じゃないのだが、眠ると必ず変な夢を見てしまうので、睡眠時間はなるべく減らした方が良いと思う次第。とにかく世情的に敵がポイントをあげている時というのは、全体的に血流が乱れてひどい体調になる事が多いのである。今回の場合は、やはり山本太郎氏都知事選出馬などの政局の影響が大きいか。なんとも大学卒業後の凡庸な自分が情けない…

お金のために出来ることは全てやってこの惨状なのだが、唯一の明るい話題としては、アフィリエイトではじめて収入が入った事かもしれません。感謝感激、恐悦の極み!!

アパレル系の面接をいくつか受けたのだが、やっぱり運を味方に付けるほど自分の現状打破力が回復していないのを痛感するばかり。まだ先があるとはいえ、慣れないwebカメラを使った面接に結構苦戦してます…
まあそんな所で、今年の夏も去年よりマシとはいえまだまだ栄光の道は遠い…

でもって毎回人生訓だか過去の人生の総括のような暗示的な夢を見るのだが、毎回ブラックユーモア的な酷い内容ばかりで、ほとほと自分の脳内の不幸親和力に呆れるばかり。
夢のパターンはだいたい決まっていて、

・ゴキブリに家を埋め尽くされる
・エレベーターが突然墜落し地下に閉じ込められる
・廃病院や荒れ果てたデパートが出てくる
・女の集団にひどい仕打ちを受ける
・無一文で辺鄙なところに放り出される(例:北朝鮮の国境付近など)

だいたいこの五種類のバリエーションといったところ。一番キツいのはエレベーターが落ちる系ですかね。数年前にあった突然の運命の暗転を表してると言えそうだが、なぜか自分が海外に出かけていてヒデー目に遭うというやけにリアルな設定が最近多い。インドネシアのジャカルタやフランスのリヨンのボロビルで、なぜか夢の中の自分は命を確実に失うような恐怖の体験をし、生死の境のような真っ暗な空間を何時間もさまよい続けるという塩梅である。もはや意味不明で説明不能ですね。海外なんてほとんど行ってない人生なのに。

Amazon ギフト券で買った安いCDで不快感を和らげているところだが、ラインケンの「hortus musicus」はやはり渋い…レビューするほど聴き込んでもいないし、1100円前後で買えたし良いとするか。

ついでに購入したものであるが、前に紹介したドゥセックのソナタ集の続編を聴き始めているが。brilliantでどうせ安いとはいえ、毎回違うピアニストが担当しているので当たり外れを気にしてしまいますが、このvol.6も結構な「当たり」でした!!ヴィヴィアナ・ソフロニツキという結構ベテランな奏者が担当し、初期作品のOp.9の三曲と晩年のOp.75を収録。Op.9はcpoレーベルのマーカス・ベッカーなど他にも録音が出ていますが、Op.75「グランド・ソナタ」は有名どころの録音がなく、かなり貴重な新録音。ありがとうbrilliantレーベル!!「パリへの帰還」「祈り(invocation)」と並んでドゥセック三大ソナタと言うべき名作ですが、僕が持ってる楽譜の解説では、指の練習曲みたいな作品などとけちょんけちょんに貶されております。大体ドゥセックの楽譜自体が入手難で、旧東側が製作したと思しき60年代の楽譜が平気で出回ってるのはどういうこっちゃ。共産主義とは無縁の作風なのに、色んな意味で損しているチェコ生まれの作曲家でした。

Op.75はショパン「別れの曲」のような印象的なメロディーが大きく盛り上がり、奇想と言うべき意外性溢れる展開を見せる名曲。技巧的にも見せ場が多いのだが、このCDでは初期作品と同じアントン・ヴァルター作のペケペケしたピアノを用いているため魅力が半減!!まったりとしたメロディを味わうには最適だが、この曲の「グランド」感を味わうには現代のモダンピアノの方が良いかも。ドゥセックはモーツァルトとは違うんです。Op.9の方は、フォルテピアノの味わいが生きており、文句なしに名演と言って良いでしょう。
Op.9-1変ロ長調の冒頭、流れるようなサロン風の旋律を聞いた瞬間、この曲を気に入りました。

4曲とも創意工夫に溢れており傑作です。ハ長調の曲はハイドンに似たような特徴もありました。あまり知られていませんがハイドンって晩年・ロンドン時代のピアノトリオなどは明らかに「彼」の影響を受けているんですな。CPEバッハの弟子だったとされるドゥセック、もっと研究と評価が進んでほしいものです。