ニニギノミコト〜地上へ降りる〜
と題材を打ちましたが、(^_^;)
その直前に、交渉人として、先に地上へ降りた
《タケミカヅチ》と《タケミナカタ》の国譲り
の話をして置きます。
現代でも、線香をたいたり、大掃除したりして、
神仏を迎えます。
高級神霊の降臨の前に、天界と地上の和平交渉人に選ばれたのは、建御雷神《タケミカヅチ》です。
(奈良県 春日大社祭神)
はあ?どなたですか?(・・?
お父さんは剣(天尾羽張神=アメノオハバリノカミ)
……
イザナギとイザナミの国産みのくだりで、
最後に産んだ‘’火の神様‘’
を産んだ時に、火傷でイザナミが
亡くなってしまったのですが、怒ったイザナギが
‘’火の神様‘’を‘’十拳剣‘’で斬り殺してしまいます。
その十拳剣(とつかのつるぎ)から
こぼれ落ちた‘’火の神様‘’(カグツチ)の血が、
《タケミカヅチノオガミ》
なんでしょうか…エネルギー不滅の法則みたいな
もので、位置エネルギーが、運動エネルギーに
変わるような感覚でしょうか?
ともかく、父=十拳剣(とつかのつるぎ)の
(天尾羽張神=アメノオハバリノカミ)
の推薦もあり、地上に《国譲り》の交渉に降り立ちました。
交渉相手は、スサノオノミコトの子孫、
大国主命(オオクニヌシノミコト)とその子供
事代主神(コトシロヌシ)
建御雷神(タケミカヅチ)に力比べをもちかけるも、手づかみの試合で手をつららや剣に変身させ、怯んだ建御名方神はその隙に一捻りにされたため、恐懼して遁走し、現在の長野県(信濃)で降伏。
これによって国譲りがなったとされる。
(相撲や合気道の投げの起源ともされている)
余談ですが、NHKのテレビでやっていたのですが、
考古学(科学的な地質調査)的に稲作の伝播を
調べたら、九州から、西日本、東北地方へと
順に伝わって行くのですが、
何故か長野県(信濃=科野)
だけ最後で、明らかに稲作を拒否していた様子が分布映像からわかりました。
現在、建御名方神(タケミナカタ)は、
諏訪大社の祭神として、祀られている。
一方、事代主神(コトシロヌシ)で、
有名な別名は、恵比寿(エビス)さまですよね。
大国主命(ダイコクさま)とセットで
七福神の代表的な神様です。
他にも、事代主神は神武天皇の后の父親。
娘は、第二代綏靖天皇の后などの系譜もあり。
※諸説あるが、神道で云う剣(つるぎ)は、
両側に刃があり、
相手と自分の
(真理と照らし)間違っている方が
傷つく仕組みの象徴でもある。
また神武天皇が即位前、今の和歌山県で
困難にあったとき、タケミカヅチが、
国譲りの時に用いた剣を高天原から送り、援護
している。(その剣は、奈良県、石上神宮の祭神)
あ、大国主命は、出雲大社
の祭神ですね(*^^*)。あまりにも有名なので。
最後になっちゃいました。
以外にヒーローが多いですな(*^^*)
そしてこの国譲りのあと
瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が天界から
地上へ降り立ちます。
うすうす感じている方もいらっしゃるかも?
知れませんが………今回のタイトルは、
国譲りでした!!(笑)☆彡
あと、神様の表記は、古事記と日本書紀で基本的に違うのですが、ぼくはあまり気にしないで書いています!!
ストーリーも、微妙に違います(笑)
何となく逸話入れながら、ざっくり行くつもりです。
説明飛ばされた神様、ごめんなさいm(_ _;)m
知っているエピソード触れられてないよと云う
方も多いかと、思いますが。後日機会があれば
ご紹介したいと思っております〜。
それでは、また。