今日は「ブラックパンサー」を見てきました♪

予告の時はあんまり期待してなかったけど、キャプテンアメリカ(←ファンです)が登場する「インフィニティウォー(アベンジャーズ)」につながってるってことで、見に行こうと。

まぁ、面白かった!(笑)

旦那もスゴクおもしろかったって。

ディズニーの映画作りには、少しばかり懐疑的な私だけど、逆に、マーベルは疑いから入って、しっかりファンになっちゃってる(苦笑)。

いろいろ全部見れてるわけじゃないけど、ヒーローものに弱いのね。

Xメンシリーズならウルヴァリンが見たいし、アベンジャーズならキャプテンアメリカが見たい。

 

キャプテンアメリカは最初、あのデザインをどうするのだろうと心配しながら予告見たら、まぁ、デザインの力のすばらしさを思い知り、そこから興味を持って見ましたよ。

年々、登場するたびに洗練されたりして、すごいな、と思います。

また、弱くくても、もともとヒーローなところが好き。

ヒーローって、強いからヒーローにならざるを得ないタイプと、もともとヒーローの資質を持つタイプっていると思うんですが、キャプテンアメリカは後者なんですよね。

兵役免除されちゃうくらい虚弱体質なんだけど、高潔で理想に燃えて自己犠牲精神に富んでいて全然ひねない。

親友のバッキーは、いつも彼のことをかばっている強い男なんだけど、彼のことを尊敬しているんですよね。

で、体弱い間は頓智でみんなを負かしたりしてるんだけど、死ぬかもしれない人体実験を進んで引き受けて、超人的能力を受けて名実ともにヒーローになるわけです。

のちにバッキーとともに戦場を駆けるわけですが、バッキーがひるむような過酷な戦いにも全くひるまずに飛び込む勇気を見せるキャップに、だんだんバッキーが複雑になっていくんですね。

いつも身体的にはキャップをリードしていた自分が後れを取るようになる。

 

紆余曲折あって、キャップの敵に回るバッキーですが、キャップの友情のおかげでこっちに戻ってくるんですよね。

でもそのために、キャップはアベンジャーズを離脱し、アイアンマンと対峙。

アメリカを離れることになる。

で、今回の「ブラックパンサー」の最後でむにゃむにゃ…となりまして、次の「インフィニティウォー」に出てくるわけですね。

私もシリーズ全部見れてないので、拾えてないところも多数なんですけど。

話広がりすぎて。

今度、とにかく、キャップ関連だけでも流れ通り見直してインフィニティウォーに行きたい…。

キャップの登場がそろそろ終わりなんじゃないかと、私はハラハラしているんだ…。

祭りはいつか終わるものだよね…(しんみり)。

 

さて、「ブラックパンサー」とは何ぞや、と見に行きましたが、この映画、何が面白いって、やっぱ、黒人国家が白人国家の文明を凌駕していた!というところが、なんとも爽快ってことですよ。

イギリスよいしょ、中国よいしょ、と、今年は映画見てきて、今回はアフリカよいしょですよ。

といって、アメリカ人にちくりと皮肉を言いつつ、しっかりアメリカの良さもアピールした映画でしたけど。

世界史を見てると、現在の世界各地の紛争の種をまいたのは、産業革命以降の白人の傲慢といっても過言とは言えない。

ワガンダの先進文明は、理想郷を守って人類の歴史を救済してこなかったけど、これからは黙っていません、ってお話でした。楽しかったです。

また、この話で、どんな未来的な先進国家でも、昔ながらの伝統守ってるのがいいなぁ、って思って。

 

日本も同じだな、と思いました。

いかに科学が進んでも、日本の伝統は残していくべきで、それは未来への財産じゃないかなぁ、と。

で、見終わった後、旦那と食事をとりながら、絶対王政と民主制について話し合い、名君なら絶対君主制のが圧倒的に優れてるけど、暴君なら民主制に越したことはない、という結論。

一人の絶対的なヒーローに自分の命運を託すか。

自分の運命は、いかに非力でも自分で担って生きるか、ということでもあるのかな。

歴史は、この間を行ったり来たりしながら進んできたような気もします。

こう見ると、やはり、日本の天皇制というものの面白さが余計に際立ちます。

絶対権力者に常に上の存在がいて、実権はないのに権威を持ってる。

そして、天皇って専横の許される権威ではありません。

そこにあるのは民意なんですよね。

民意に沿わない天皇は、その地位を失うわけですよ。

ということは≒、常に日本の歴史上、絶対権力者の上に、民意があったということになりませんか。

絶対君主制なのに、民主主義であり、なおかつ、世界で最も利益分配が平等で、最も成功した社会主義国、なんて形容もされる日本て、ホント面白い国だと思います。

今日の感想はそんな感想。