しました(^^)。

仕事にかまけていたので、しばらく習い事のお稽古をさぼっていて。

自分ちで姑がやっているので環境整備はしていましたが、今日は久しぶりにお稽古に参加させてもらいました♪

 

今日は、普通の炉ではなく、大炉を開きまして、特に寒い季節のお稽古をしてました。

今の季節は通常、炉に釜をかけて、お湯を沸かしてお茶を入れます。

暖かい季節になると、炉を閉じて風炉という、畳に置いて使う炉になり、お客さんから火の元を離すのですが、大炉というのは、普通の炉より一回り大きな炉をきっていまして、その分、お客さんに暖かさがいきわたりやすいという配慮のある炉です。

 

また、普通のお稽古だと、畳には右足から入りますが、今回は逆勝手といいまして、左足から入るお稽古。

お点前をする場所がいつもと違うので、いろいろな動作が左右逆になります。

いや、お勉強、お勉強…。

 

前述のように、炉を閉める時期が近付くと、五徳を取り払って、三月などは釣り釜や平蜘蛛釜を使ったりします。

天井からぶら下がった釣り釜のお手前も、繊細さを求められて風情のあるものです(^^)。

四月から炉を閉じて風炉になっても、春には客側にある風呂も、そのあと、夏には客からもっとも遠い風炉先際に風炉が移動します。

 

お道具も、季節に合わせていろいろに変化させます。

お茶の席に招かれたら、お茶を味わうのは勿論、道具の取り合わせや季節にちなんだ掛け軸や色紙、茶花にも目を配っていろいろ楽しんでください。

いろいろなお寺や庭園ではよく大寄せ茶会を催しており、割と気軽に入れるので(今は茶券がいかほどかよくわかりませんけども)、作法は右に倣えで楽しんでみてください。

服も着物でなくても、少し改まったスーツやスリーピースで白い靴下を持参すれば大丈夫。

作法にとらわれて、いろいろな心遣いや趣に気づかないともったいないですよ(^^)。

 

さて、特筆すべきは、今日大炉にかかっていた釜で、やたら古そうなので姑に聞いてみたところ、箱書きに宝暦の年号がありました。

宝暦ていうと、江戸時代。1750年代から1760年代初頭です。

軽く260年くらいたってる釜だった~(;´Д`)。

江戸時代ならではの、いろいろ発見のある釜でしたけど(*´ω`)。

なんも、その辺のありがたみ感じずにお茶飲んじゃった~💦

まだ、次のお稽古でもその釜を出していると思うので、次はきちんと堪能しようと思います。