ブルーリボン賞に関が原がノミネートされたそうで、岡田くんも主演男優賞で名前が挙がってますね。
「花よりもなほ」のリベンジ♪
ぜひ、選ばれてほしいです。
でも、「ああ荒野」に行くかなぁ。
私は見てないから何とも言えないけど、好評価ですからね。
今回も菅田将暉なのかな?
彼はまだ若いので、受賞しても役者としての道はまだまだこれから、って気もしますが、30超えてから深みの出るいい役者になってほしいです。
個人的には「光」の永瀬正敏も、また光当たってほしいなぁ。
今朝の新聞で、大地震に備えて浜名湖に遠州灘防潮堤を築いていますが、半分完成したと載ってました。
浜名湖は母の実家。
地震が起きたら、祖母や伯父たちがどうなってしまうのか心配でしたが、全体が完成するのは二年後くらいかな?
何とか間に合ってほしいですね。
昨年秋の法事であったときも、不安について話し合ったところでした。
なにがスゴイって、この防潮堤、税金ではなく、地域の企業と民間の寄付で建設費が賄われているということ。
本来は国が整備するべきものと思いますがね。
私がこないだ読んだ「孟嘗君」という小説には白圭という商人が出てきます。
この宮城谷昌光の中国小説は、たくさんの食客を抱えたことで有名な孟嘗君が主人公ですが、話の大半は、この小説上、孟嘗君をかくまって育てた設定になっているこの白圭を中心として進みます。
史実では孟嘗君が隠されて育てられたか否かも定かではないのでフィクションだと思ってほしいのですが、白圭という人は確かに史実に残っていて、中国ではすべての商人の祖といわれるほど商売の手本を示した人だったようです。
ちょっと「海賊と呼ばれた男」の鐵造さんみたい。
商売によって人を助ける。
ある地で不要なものを買い取り、それを必要な土地に売りに行く。
それが人助けを伴い、商売することによって、義を持って人を助けるのが信条なんですね。
そして、築いた富をもって、中国戦国時代の魏に堤防を築いて治水に名を成したとか。
官ではなく、民でもって成された遠州灘の防潮堤に、ちょっと似通ったものを感じて、勝手に感慨もひとしお。
ただし、今回の防潮堤は高さが13メートルあるようですが、東日本大震災の時のように、防潮堤を超えて津波が侵入してくることも想定しなくちゃいけないと思うんですよね。
東北の震災の時には、もともと津波の多いお土地柄で、立派な防潮堤がたくさん築かれていましたから、いざ、あの津波の時、防潮堤を信じて避難が遅れた一面があったそうで。
家にとどまる人に避難を促すため、ぎりぎりまで各家を回って、幾多の消防隊員が命を落としたらしいです。
浜名湖周辺、浜松市や伊勢湾周辺はなだらかで高台が遠いので、時間を稼いでる間に速やかに高台に避難する必要があると思います…。
伯父もまだ車の運転するけど、祖母は100歳近いし、伯父自身も80近いので、有事の時はなるべく早く逃げてくれることを祈るばかりです。
比較的その近くに住んでいるいとこも、家が崖の上なので、それも心配…💦
私の子供時代の思い出の土地も、いつかは必ず襲い来る天災の影に脅かされていることを感じます。
今、実母は東京に住んでいますが、関東大震災を想定したハザードマップでは大火に巻き込まれる住宅密集地なので、少し足の悪い母が逃げ延びれるかも懸念の種です。
隣に住んでる叔母と、助け合って逃げてくれればいいんですけど。
幸い、今私の住んでるところは、この周辺にしては安全で安定しているところなので、山津波も土砂崩れも心配なく、何かあれば親族を受け入れられるようにしておきたいですが、考えてみると、自衛隊やアメリカ軍の基地に囲まれた土地なので、いざそういった有事の時には落ち着けないこともありそう💦
新聞で何か軍事的なことが騒がれると、必ず家の周辺は軍用機で騒がしくなるし💦
どこにいても、なにがしかのリスクはあるものですねぇ。
少しずつでも、自分の心配のために備えるのではなく、自分の想定外の事態でも生き残れるような心構えで生きたいと思います。