なんですね~(^^)。

11月にはいるころ、あ、このひと、今月37かぁ、早いのぅ、月日の経つのは、とか思ってました。

私は、「最近岡田くんのファンになったばかりの人」に分類されると思うのですが、それでも、その頃はまだこの人はアラフォーではありませんでした。

ちゃんと見たのは軍師官兵衛からだからねぇ。

一話で文字通り惚れたからねぇ。

かっこよくて惚れた、んじゃなくて、稀有な俳優を見出してしまった、みたいな感動で。

 

いや、それまできちんと見てなかったのに、前も言いましたけど、岡田くんは俳優として興味ある人だったんですよ。

嫁の立場やら家事やら仕事やら、なんといっても子育てに余裕なく、気持ちが忙しくてちゃんとドラマも見れない日々だったけど、この人の演技はきちんと見てみたい、「面白いに違いない」と思ってました。

タイドラとSPのワンシーンしか見れてなかったけど「凄い」と思ってましたね。

だから、ちょうど、旦那と大河くらいは録画しといていっしょに深夜でも見よう、なんて、見始めてしばらくして、官兵衛さんが始まったんですよね。

期待してましたね、正直言って。

 

大河は「平清盛」好きだったので、夫婦できちんと見出したのはその頃からかな。

マツケンと玉木宏が因縁のライバルですから、あれは力入れてみてました。

マツケンは、スペシャルドラマで草薙君が「99年の愛」ってやつの主演してた時、弟役で出てたのですが、よかったので好きでした。あと、「デスノート」のLとか。

「99年の愛」は太平洋戦争当時、アメリカに移住していた日本人の苦難を描いた物語です。

日本人でありながら、アメリカ人として戦った442部隊。

アメリカ史上、最も多くの勲章を得た部隊です。でも、ドラマを見てもらえばわかるんですが、二つの国の狭間で苦しんだゆえの勲章なんですよね…。

日本人って、どちら側で戦っても、死ぬまで戦う羽目になっちゃうんだなぁっていうか。

それから、玉木宏は「のだめカンタービレ」で見て、こんな美しい男性がいるのか!ってびっくりして好きでした←。サドっぽい役どころもキッチリはまってたし。

ウワサで、岡田くんがキャスティングされてた、なんて話も聞きますが、うん、岡田くんのも見てみたかった。けど、玉木宏、よかったです。

 

私は源平合戦のころというと、歴史もので小学生のころから「義経記」だの「平家物語」好きだったので、ほんと、清盛と源義朝は好きだったのですよね。

義朝を玉木宏がやるって言うので期待しまくってました。

私の中では義朝はすごくいい男なんです(苦笑)。

それに、大河の「平清盛」では中井貴一、カッコよかった。

清盛の父親忠盛役でしたが、この父親あっての清盛ですから、それがよく出てて納得の貫禄でした。

檀れいとか、深田恭子とか杏とか、その他豪華の女優陣も、

三上博史(好き)はじめ、山本耕史、藤木直人、その他重厚な俳優陣も、みんなよかったなァ。

この大河で特に印象に残ったのは、阿部サダとか森田剛とかかな。

癖のある役を独特の愛嬌で演じ切った感じ。

それまで、演技を特に注目してなかった田中麗奈がすごくいい味出しててよかったです。

視聴率低いのが残念だったなァ。

源平合戦は、あまり興味ない人多かったのか~。

 

その次は八重の桜で、その次が官兵衛でしたね。

私、女性が主人公の時は、割と興味を失うので、八重の桜も花燃ゆも、大好きな幕末なのに、途中でドロップアウトしました💦

直虎は見てるけどー。

八重はよかったんだけど、時間が合わなかったかなぁ。

小栗君の吉田松陰とかよかった。

綾野剛は印象に残ってるけど、どうもイマイチ。あの人は、私はいつも不思議な感じなんです。カーネーション見たときもそうなんだけど…。

ミスキャストだと思うのに、独特の雰囲気で印象に残ってしまうって言うか。

すごくうまい人だと思うんだけど、まだぴったりの役に巡り合ってない気がします。

私が見てないだけかー💦

 

八重は西島秀俊の出世作ってイメージありますね。

私は、朝ドラの「純情きらり」から好きですけど。

この朝ドラでは、新聞の投書欄に「不倫ぽくてイヤだ」という投書がバーンと載っててビックリしましたけどね。

宮崎あおい主演で、義兄の西島秀俊と、同じ芸術家故に、姉を差し置いて心が通じ合っちゃうんですが、なんとなく、あのドラマで最後、あおいちゃんの役が死んじゃったのって、世間の風当たりのせい??って気もして納得いかないものを感じるドラマです。

えっ?死ぬ必要あった?あんなにピアノに血道あげてたのに、結局味噌屋の女将さんに収まって、死んだと思ってたいいなずけ帰って来て、子供残して死ぬってアリ?って思いましたけど。

新聞のその投書欄で、個人的な感触・感想があからさまに取り上げられるのは珍しいような気がしたんですよ。

新聞のその投書欄であからさまにそういう感じの投書が出たのは後は「風林火山」の GACKTに関して覚えてます。

 GACKTの美しさに対して酔いしれた投書でしたが、まぁ、私としてはおおむね同意(苦笑)。

 

さて、官兵衛の岡田さんですが、子供時代は一話で終わり、早速ラストシーンから元服官兵衛さんとして岡田くんが登場します。

ラストですからね。

岡田くんて、ラストで顔バーン!と出されるパターン多いですね(笑)。

それに耐える顔してるってことだと思うんですけど。

顔の造詣の美しさもさることながら、そこに湛える表情とか目とかがいいんですね。

私は忘れられない登場シーンです。

今まで自分が見た大河史上、最も美しいシーンでした。

ちょっと、大岡越前やってた加藤剛の、硬質な美貌や実直そうな眼差しに通じるところを感じちゃったんですけど、それにまして、岡田くんは夢見るような美しさでした。

中性的な美しさじゃなくて、男性としての一つの理想形でしたねー。

 

その後、二話三話と続く若い頃の逸話を力いっぱいに演じる岡田くんも感情がこもっててキレがあって素晴らしかったし、アクションはスカッと心地いいし、もう、脚本がどうのじゃなくて、この先の岡田君の演技が見たい!って思わされました。

そして、ずっと素晴らしい演技が続いてからの、中国大返しのジキルとハイドめいた、あの秀吉をそそのかす黒官兵衛(*´Д`)。

夫婦して震えましたね!

今までの演技も計算かーー!って。

もう、その後の老境に入っていく演技とか、ちゃんと、人物として一本筋が、脚本別として、演じる岡田君の中にあるんですよ。

それが素晴らしい。

 

そうこうして、彼の出演作を見続けて今に至りますけど、今後もどんな演技を見せてくれるのか、数多いる俳優さんたちの中で、私にとっては抜きんでて楽しみな人です。

これからもたくさんの作品に出ていろいろな演技を見せてもらいたいですね。

岡田くん、お誕生日おめでとう!

早く結婚して家族持って、ますます進化していく演技を見せてください。

ああ、したくなければ別にしなくてもかまいませんが。

ただ、子供を持った時、子供に感じる愛情って、独り身では実感できないと思うのです。

そして、本業なんであろうアイドル業にも邁進して、ずっとV6を続けてほしいです。

両方続けていくのは大変なことだと思いますが、きっと、岡田くんの糧になります。

刹那的nightのプロデュース、取り合わせの目の付け所が面白かったし、役とはギャップのある歌声もとくと聞かせてください。

よろしくお願いしまーす!(*´ω`*)