今日はV6のコンサート初日でしたね。
次々流れてくるつぶやきを見てると楽しそうだなぁ~って、微笑ましい気持ちに。
そうかー、V6ファンの考えるアイドル活動ってこういうものか。
ちょっとだけ、楽しい気持ちをおすそ分けしてもらいました(^^)。
Twitterでは、早速、曲のリストを載せてくれてる人もいて、やっぱり、新アルバムの曲中心なんだな、って。素晴らしい♪
全曲MV付きって言っても、アルバムDVDで全部踊ってくれてるわけじゃないですからね。
各曲の世界観を余すとこなく見せてくれるけど、V6の真骨頂は、音楽とパフォーマンス(ダンス)の融合だと思うので。
やっぱり、コンサートでは全部曲に合わせて基本踊ってくれるわけじゃないですか。
アルバムの曲、振り返っては、あの曲はどんな振り付けで踊ってくれてるのかなぁ、と興味津々。
これは、WOWOWのコンサート独占放送を楽しみに待つしかない!
楽しいツイートを糧に、ゆったり待つことにいたしましょうか…。
さて、そんな日に、私はトム・クルーズ主演の「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」を見てきました。
エジプトネタは基本見たい私でございます。
この「ザ・マミー」は何十年も前の「ミイラ再生」という映画のリメイク、今はリブート、というのですか、でして、数千年昔に大罪を犯して生きながらミイラにされた人物が現代によみがえるパターンのお話でございます。
これって、20年近く前に「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」ですでにリメイク済みで、このハムナプトラシリーズは3まであって、B級ながら私は大いに楽しませてもらったんですが(アナザトーリーの「スコーピオンキング」もしっかり)、今度は敵が女性になって、トム・クルーズ主演で再構築されたわけなんですね。
「ハムナプトラ」シリーズが、インディ・ジョーンズテイストでときに軽さも交えながら進んでいくのと対照的に、今度の「ザ・マミー」はトム・クルーズよいしょ映画であくまでシリアス。
最終的に、これは、ダーク・ヒーローものだな、と。
作りから、なんとなくこれ、続編を意識して作ってるのかな、って感じがしましたが、どうだろな~(^^;)。
トム・クルーズは意外とダークヒーロー似合うんですよ。
「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」で見せた悪の帝王めいた美しいヴァンパイアは私にとっては垂涎もので(*´ω`*)。
ちょっとBLめいた感じもするお話なんですけど、小説と、「映画のクライマックス」まではすごくよかったんですけどね~。
映画のオチがひどすぎて、せっかくなのに、また見る気のしない映画ではあります。
折角、トム・クルーズが、その魅力で主人公(ブラッド・ピット)を永遠の夜の世界に誘って二人で暮らしだすのに、ヴァンパイアになったことを悩み苦しむ主人公は、結局、彼を捨てます。
主人公に去られたトム・クルーズ演じるレスタトは、結局主人公なしには永遠の時を生きていけない、という。
で、レスタトのもとを去った主人公も、永遠の伴侶を求めて彷徨うっていう、ヴァンパイアの悲哀を描いた物語なんですけど。
永遠の命も、愛するものあってこそ、っていう。
・・・それなのに、映画の最後では、無意味にレスタトが蘇ってくるという。
私は、主人公じゃなくて、いいのかよ!っていうツッコミをしまくったんですよねー…。
ま、「ザ・マミー」。
うーん、うーん、面白かったんですけど。
なんか、どっかで見たことあるな感がぬぐえなくって。
また、ストーリー運びやキャラ設定にツッコミどころが多くって(^^;)。
そのアクション見せたいがために、ストーリー、無理させてるだろ、ってとことか。
そも、私、エジプト大好きなんで、歴史は一通りかじってるんですが、砂漠の王女が侵す大罪が、そもそもあり得ないっつうか…。
王女は王位継承者として認められてたのに、あとで王子が生まれたために資格を失って、父王と弟の殺害に及ぶ、ってとこが、「ハムナプトラ」と違って説得力がなかった。
エジプトの王女は基本王位継承権を自分が持っていて、その旦那になることで男性はファラオを名乗るわけです。
王女が女王になることはクレオパトラしかり、約束されたことなんですよ。
それなのに、弟殺すかなぁ。
っていうか、それが大罪なら、クレオパトラもカエサルに助けを求めに行ったのは、ファラオである弟殺すためだし。
全然大罪でなくね?という。
クレオパトラがよみがえった方がよっぽど面白くね?
トム・クルーズは、おそらく、イスラム国(基、ISILですね)の掃討のために現地に入ったアメリカ軍だと思うんだけど、物語のカギを握る女性と一緒に現地入りしている。
彼女の目的は考古学調査。
そして、彼は彼女のスタッフではない。
なのに、なぜ一緒に行動しているのか、よく設定が飲み込めない。
また、エジプトのセト神とキリスト教のサタンを同一視している。
うーん。
孔雀王で大黒天をインドのシヴァと同一視するのとはわけが違うんだよぉ。
ちゃんと孔雀王では裏付けがあるのに、セト神とサタンは、傍から見ると役割似てるけど似て異なるもんじゃないかなぁ~?
で、抹殺したい大罪を犯したミイラを葬るのに、あんなに立派な神殿めいたもの作るかしら…。
なんか、なまじエジプトに愛があるので、今回は、「ハムナプトラ」では感じなかった屈辱感がありましたねぇ。
それから、十字軍も絡んでくるけど、その辺もちょっと説明不足を感じるし、今更、現代の話なのに、あからさまにジキルとハイド、絡めてくる??
なんか、作り手の欲張り感が半端なかったような気がしました。
でも、トム・クルーズのカッコよさは健在。
いやでも、年取ったなぁ…(^^;)。
MI2の時はめちゃくそカッコよかったけれども…。
それに、共演しているラッセル・クロウの横幅が凄かった…。
未だ「グラディエーター」のイメージが抜けない旦那がショックを受けてました(苦笑)。
砂漠の王女役のソフィア・ブテラ、はまり役。うつくしい。
ついでに、日本語吹き替えはベッキーとか。
今回は字幕を見たので残念だったな。