朝はZIPでV6の座談会見て、それから映画行ってきました(^^)。

なんか、岡田くん個人の活動はなんとなく、V6での出演の時は控えめ、って感じがしてたので、堂々とメンバーに交じって三成君の映像が流れたり、演技のことについてトニセンに聞かれたり、それについて好意的に対等にメンバーが語ってたり、うーん、気のせいかな?なんか、今まで個人の活動とV6での活動は分けて考えるような空気があった気がするんですけど、なんかこれから融合していくのかな?なんて、勝手な感触を抱いたりして…。

気のせいかな?どうなんだろ?

同じ人である以上、それぞれの活動では触れない、っていうのも不自然な話じゃないですか。

こないだ、岡田君もポンでV6メンバーについて語ってたり、なんか垣根のとれたような。

ほんとにV6の面々は、個人活動でもひとかどの人々で、集まっても絶妙な空気感で、このままずーっと活動が続いてくれたら、それは何とも、強みのあるグループでいられると思うんですよね。

両方の活動に足を置くことは大変なことだと思うけど、それだけに、それぞれの活動が幅を持ったものになるんじゃないかと期待する(^^)。

 

で、今日は、子供は「ポケモン」、親は夫婦で「銀魂」見てきました。

子供たちはポケモン「君に決めた!」にいたく感動した模様。

高校生の娘から小学生の娘まで、三人とも「三回は泣きそうになった!」って力説(笑)。

あ、そう、そんなに良かったの、ちょっとママ失敗したかな?(笑)

意外と、今年以外は毎年子どもたちとポケモン映画を観続けてきた私ですけど、結構、泣かせにくる展開に素直に泣かされてきたんだよな~(笑)。

基本、感動しやすい性質なんですよねー。

ポケモンの各映画に対する感想を述べるのは長くなるので後日に譲って。

今は「銀魂」の感想を。

 

ううーん。すごくヒットしてそうなので、期待値が上がってたのかな?

☆五つが満点とすると、私は☆三つでしたねぇ…(^^;)。

私は強烈原作ファンなので、ちょっと辛口なのかなぁ?

でも、割と公平に見たつもりです。

銀魂ならではの危ないネタは、流石の監督流にアレンジされて、ちょっと原作と違ってたけど健在。いちいち辛口で笑えましたし、危なかったのもよかったけど(笑)、

率直な感想としては、環奈ちゃんはともかく、小栗君は鼻ほじりすぎだよ!(爆)

ホントやめて(笑)。

眼前でしつこく鼻ほじられても鼻くそこすりつけられても眉一つ動かさず怒らない桂を演じた岡田将生君に「桂はそれでよし!」って思ったけど。

 

いや、桂がカッコよすぎて、そこもちょっと違ったかもしれない。

彼は美形だし強いし基本めちゃめちゃカッコいい男なんだけど、普段は八割変態でなければ…(笑)。それでこそ、たまに垣間見せるカッコよさが強烈に煌めくのだから。

最初の真選組撃退シーンは、カッコいい立ち回りでなく、爆弾魔な部分を強調してほしかったな~。

すぐ誤解して、助太刀いたす、って言って明後日の方向の対応をするのはらしいけど、逃げの小太郎だから、爆弾投げてエリザベスと逃走する方がそれらしい気が。

収拾すると見せかけて、余計騒ぎを広げる方がらしいというか。

同じように剣の達人でありながらバズーカぶっ放す総悟以上に危ないやつなのです。

 

銀さんについては、小栗君はさすがの演技力で、セリフ運びや間のとり方はさすが。殺陣も腰も入って、原作でも、剣の達人なのに、トリッキーで肉弾戦を交えてくるのは流石の再現度でしたけど。

彼以上に銀さんがうまく演じられる人がいるとは思えませんが。

とはいえ、そんなに長く鼻くそほじんねぇよ、あの人(笑)。

うーん、ここは、原作ファン故に、誰が銀さんやっても気にくわないんだろうなぁ、私。

とりあえず、小栗さん、もうちょっと色白くなろう、って思いました。

 

今回の映画で一番健闘しているな、って感心したのは橋本環奈ちゃん。

神楽ちゃんはもっと小さな少女なので、ビジュアル発表されたとき、子供たちから「神楽はそんなに胸はない!」って総スカン食ってましたけど、映画を観たら、鼻ほじりといいアクションといい、キャラといい、美少女でありながら超絶大食漢でフィジカルの強さを持つ彼女をよく演じているな、と。単純に面白かった(笑)。

あとは真選組局長近藤役の中村勘九郎。素晴らしい(笑)。

近藤勲はイメージそのままだった気がする。

意味もなく脱ぐ役なので、その為に鍛えただろう体も、カッコよく決めた後も転落する間もホント見事でした。本業の歌舞伎まで見せてくれて、二重にお得…。

沖田総悟役の吉沢亮も、イメージそのままでした。いい感じ♡

鬼兵隊の面々は、高杉以外は納得でした。特にやっぱ、似蔵がよかったな。

 

いいとこ行ったんだけど、惜しい!って思ったのが、お妙さん。

あれで、出す殺気が本物だったり、立ち回りが鮮やかだったらほんとにお妙さんだった。

それに、ぜひ、お妙さんのダークマターは出してほしかったなぁ。

それから、高杉。

久しぶりの堂本剛の演技に、「金田一少年の事件簿」以来ファンなのでちょっと興奮していましたが、もう少し、高杉は精神的に骨太…。

原作の方のストーリーが進んでいるので、それを踏まえて見ると納得のナイーブな演技なんですけど、もう少し危なくて話のわかんなそうな頑なな感じも出してほしかったなー。

雰囲気としてはV6森田くんのが寄ってる気がする。

はだけた着物の裾から露出する足には、もういい年の男性なのにいろっぺーな―、とか思ってしまいましたがー。

すみません、変態で。でも、「蜩の記」でも、子供との相撲で脛の露出する岡田准一に萌えてましたから←。

剣道の試合とか見てても、たとえ60からの壮年剣士でも、ときに袴の裾から見える脛は男の色気ダダ漏れですからね。

ま、剛くんの足は女性みたいでしたが…(^^;)。

 

期待外れは土方さん演じる柳楽優弥です。

ものすごくいい俳優なんだけど!でも、土方さんには合ってなかったな~(^^;)。

立ち回りはすごくカッコよかったですけどねー。

でも、腰入ってなかったかな。

もう少し、凄味がほしかった。

原作者の空知先生は司馬遼太郎が土方歳三を描いた「燃えよ剣」のファン。

連載はじまる前の初期設定では、銀さんは土方さんだったかもしれないんですよね。

なんていうか、「銀魂」において土方さんっていうのは、銀さんの対極をなす、ちょっと特別な存在な気がするので…。

ビジュアルは寄せてたんだけどな~。

だいたい、銀さんにあとは任せろ、って言われて、簡単にすっこむ土方さんじゃないって…。

うーん、とにかく今一つでした。

 

菅田将暉くんもね、ビジュアルは新八そのものだったので期待してたんですが、ちょっと違ったかなぁ。

仏、あ、違った、武市変平太とのやり取りなんて、銀魂じゃなくて「勇者ヨシヒコ」的な独特のやり取りだったなぁ、って。

これはこれで面白かったけど、彼は原作の新八を演じたんじゃなくて、監督の新八を演じたんですね。

 

まぁ、ここまで読んでくれた人はいるだろうか(^^;)。

原作ファンはあーだこーだ五月蠅いもんですね。

自分で嫌になるけど。

今回実写の「銀魂」は全体的に評価して、キャラが似てる似てないを差っ引いても、どうもストーリー的にも中だるみしたり、メリハリが効いてなかった気がします。

着物もね、着慣れてる人とそうでない人の差が結構気になったな。

岡田将生はカッコよかったんですが、終始着物がうまく着れてなかったような。

お妙さんの着こなしは流石でした。

長い話から紅桜だけ取り出して、そこにうまく本来出てこないはずの真選組絡めた脚本はいいんですけど、漫画「銀魂」をなぞっただけで、何を言いたいかはボケちゃった気もしますね。

あ!言い忘れてた、鉄子の熱演もよかったんですが、鉄矢演じたヤスケンさんはやっぱりよかった!!

キャラの再現度がどうこうより、なんか、感動させられましたね。

今回の映画で心動かすものがあるとすれば、鉄矢の生きざまだったかも。

あと似蔵の切なさとか。

紅桜が破壊されて、薄紅色の桜吹雪になるのは、監督こだわりのシーンでしょう。

これは、漫画よりアニメより美しかった。

素晴らしかったです。