雑誌、買っちまった(^^)。
例によって、子供を剣道に送り届けた後、隣の本屋へ寄り道。
ananとcut、日本映画naviを見て、3番目を購入。
ananはたまに買ったりするけど、基本、私は連載雑誌は買わない人なので、早く、「オカダのはなし」ならぬ、「オカダノジショ」が書籍販売されることを待ち望んでいる。
連載雑誌はねぇ、昔、ジャンプを欠かさず買っていたのだけど、ものすごい場所をとるのでね、懲りてしまったというか(笑)。
今、家は、私の荷物をためている場合ではない。
旦那はドングリの埋蔵場所を忘れるリス並みに、様々な品を大量にため込む人で、なおかつそれが大いに趣味なので邪魔できないし、3人の子どもたちも荷物が増殖中だ。
ま、旦那の趣味のおかげで、いつもうちのアーカイブは様々な映像がブルーレイに焼かれて増殖中で、プロファイラーをはじめ、昔の映像もいろいろ見ることができるので悪くはないんだけど。
cutの山崎監督の岡田評はやはり面白かった。
次作の鎌倉物語も堺雅人主演なのでちょっと楽しみなんだけど、なんといっても、「海賊とよばれた男」で、岡田くんが幅広い年齢を演じることが、あの映画の主軸でもあったことを認めてくれてるのがいいかな。
海賊についてはいろいろインタビュー記事読んだけど、言い出しっぺは企画サイドであれ、その点はぶれないので。
だって、本来、あの監督の映画作りの主軸は、加工映像によって当時の雰囲気を甦らせることで、自らの手法が、どう、新しいものを作っていけるか、ということでもあるわけだから…。
それ以上に俳優自身の見せ場を作ってくれたということは、あの作品に、岡田准一という俳優は欠かせなかったわけで、「彼がいなくては作品が成立しない」というのは俳優冥利に尽きることではなかろうか。
あの監督に、岡田准一にそれをやらせてみたい、と思わせたところに、岡田准一という俳優の真価があるような気がする。
cutで山崎監督が語っていることだけど、監督が作っている映像は、忠実に当時のものを再現することではないんだよね。
岡田くんが白組スタジオで見ていた模型や映像を見ても思ったことだけれども、資料を基に、そのまま忠実なものを作っているわけではなく、それなりのデフォルメを加えているように見えたから…。
三丁目や海賊で山崎監督が描いて見せた世界は、現実にこうであったろう、昔の日本そのものの世界ではなくて、あくまで山崎監督の描く山崎ワールドである、ということ。
そうでなくては、逆に価値がないものね。
映画なのだから。ドキュメンタリーではなく。
これからもビックリ箱のような山崎ワールドを楽しませていただきたいものだ。
日本映画naviは岡田くんのグラビアが気に入って買った面もあるけど、監督とのやり取りや、プロデューサーの岡田くんべた褒めが嬉しかったから、っていうのがある(苦笑)。
映画が楽しみになるような、読み応えのある対談です。
グラビアはねぇ、戦国武将の佇まいと、子犬のような眼を持った岡田准一が拝めます(笑)。
岡田くんはいろんな顔を持っているひとだと思いますが、naviの横顔の写真から想像するに、無表情な顔や冷たい顔をした時は、ゾッとするような美しさも持っていますね。
多分、殺人鬼とか悪役をしたら、見たら忘れられないようなインパクトを残せるでしょう。
でも、それやると、おそらくそのイメージ払しょくできなくなるから、よほど吟味してからやったほうがいいよね(苦笑)。
岡田准一には、そういった冷たさも属性として持ちながらも、柴犬属性があるから(笑)。
上目遣いでもの言いたげに窺われると、ギャップ萌え。ものすごい目力だしねぇ。
うーん…。
私は、たまに犯罪史とかも調べてみるの、好きなんだけど、希代の殺人鬼は非常に魅力的な人が多いそうです。
こないだ読んだ「サイコパス」でもそんなこと書いてあったかな。
岡田くん、本気になったら、相当怖いもの作れますよ、きっと。
それにしても、顔だち、運動能力、鍛錬、思考力や理解力、そして表現力、独特の雰囲気や儚さ。
そのどれも一つで売りになるものを、多々併せ持ってるの。
大きいなぁ、と思います。
うちのテレビはほっとくとBSがかかりっぱなしになるので(旦那の設定の仕方で)、今朝は仕事してる間、「英雄たちの選択」関ケ原が流れ、そのあと、タイタニックのSOSを受信した灯台の話になりました。
タイタニックには弱いのよ。
また映画見たくなるしね。
レオ様がみたいわけではない。
この映画ではむしろ、ケイト・ウィンスレットに目を奪われていた。
船長役で出演のバーナード・ヒルは「ロード・オブ・ザリング」のセオデン王。
「ロード・オブ・ザ・リング」さえ見たくなる(笑)。
それにもまして、海の底に眠るタイタニックが脳裏をよぎり、様々な人間ドラマに思いを馳せます。
映画「タイタニック」が面白かったのは勿論なんだけど。
私は実は、タイタニックを救助したカルパチア号がかなり好きなエピソードなのだ。
映画では、ケイト・ウィンスレット演じるローズが凍れる海から救われるシーンで象徴的に現れて終わりだけれども。
このカルパチア号をメインにしても映画が作れると思ってる。
100キロ近い遠方にいながら、タイタニックのSOSを受信し、何をおいても救いに行った勇敢な船カルパチア号と、わずか20キロほどの位置にいながら、見殺しにした船たち。
その対比は凄い人間ドラマを描けそう。
事ここに至るには様々なわけがあるのだけれど、私にとってはすごく面白い話。
もし、カルパチア号が、能力以上の速度を出して救出に向かわなかったら。
カルパチア号の船客たちが、その速度を出すために自分たちを犠牲にしなかったら。
タイタニックの生存者は半減していたかもしれない。