今日は日本橋三越でやってた池坊の花展に行ってきました。
なんだかんだで気が付いたら今日が最終日だったので、どうしようかと思いつつ、今回は映画「花戦さ」とコラボだし、ということで、頑張って行ってきました(^^)。

映画の衣装の展示~。
野村萬斎扮する池坊専好の衣装と、市川猿之助扮する豊臣秀吉の衣装でござんす。
池坊専好というのは、今までの15人の家元(次期も含む)の中で四人が名乗る名跡ですが、野村萬斎が扮するのは初代。
今まで15人の家元がいますが、今の次期家元が初の女性家元で、4代目の専好です。
今まで15人の家元がいますが、今の次期家元が初の女性家元で、4代目の専好です。
その他、「花戦さ」とコラボってる立花がこちら↓。
立花は初代専好が考案した伝統的な生け方です。
私は江戸時代に考案されたお生花どまり(^^;)。




↓こちらは現お家元の立花です。

その他諸々、目についた素敵な生け花たち。




池坊というのは通称六角堂と呼ばれる京都頂法寺のことで、そこの住職が仏前に花を供えたことから始まる花の流派です。
初代専好は千利休と親交がありました。
政治の世界だけでなく、芸術の世界にも自らの流儀を押し付けようとする秀吉。
そりの合わなくなった利休は切腹を命じられます。
映画は、野村萬斎扮する専好が、専横を極める秀吉に、命を賭して生け花で戦うお話ですね。
前に、池坊の花展で、この映画のハイライトに登場するであろう、前田利家(佐々木蔵之介)の屋敷にて専好が秀吉に披露した、松の大木をあしらった大作を再現したものを見たことがあります。
大広間いっぱいに生けられた松の大木の背後に、8本のサルの掛け軸がかけられていました。
圧巻のオブジェでしたけど、見たとき、これは秀吉、よく怒らなかったなぁって思ったもんでした(笑)。
映画ではどう描かれるんでしょうね。
花展では「映画の『花戦さ』楽しみなの~」と話されている奥様方がたくさんおいででしたけど、ついでに「『追憶』って映画も見たのよ、よかったわよ~」とかいう声も聞こえて耳がダンボになってました(笑)。