ザ・プロファイラー、岡田君美しかったですね。
やっぱ年には勝てないであろうし、太ったり痩せたりで役に合わせたりするせいか、最近、顎の輪郭に衰えが見えるなぁって思うんですけど、それでもやっぱり顔の整った人だなぁって惚れ惚れします。
ワンガリ・マータイ回では伏目で思索にふけるような表情が特に美しかった。
珍しく、ゲストの顔を直視せずに、自分の思惟の中に沈んでいる感じでした。
もしかして、やはり役者で自らを見せるのに巧みな人ですから、何も考えてなかった可能性もありますが(←)、でも、美しかったですねぇ。
眉の濃さとかまつ毛の長さとか、スッキリ通って意志の強そうな鼻筋とか、ギリシャ彫刻みたいなくちびるの陰影とか。
私はデッサンで使う石膏像は特に「ボルゲーゼのマルス」が好きで、オリジナルはルーブルですが、この岡田君の伏目の感じはそれを連想せずにはいられなかった♡
これね↓このアングル

お写真、http://www.ornedefeuilles.com/blog/archives/10638からお借りしてます。
素敵なお店なので、ご興味ある方はのぞいてみてください。
インテリアとか、雑貨のネットショップです。
モハメド・アリ回では更に、格闘分野のことであるし、「自分に与えられた中で世界を変えるために何ができるか」っていうのは、私が思うに岡田くんも常々考えていることなんじゃないかと思うので、共感しつつ、思うところの多かった回なんじゃないかと思います。
最初から最後まで、素敵な表情で見惚れましたが、最後、「今日はありがとうございました~」って締めるのは珍しかったので、ちょっと面白かったです。
ひょっとして、この二つの収録してた時は体調悪かったのかな?
ワンガリ・マータイは来日した時、日本の言葉「もったいない」に感銘を持ってくれた人、というイメージでいました。
日本語は世界の中でも語彙の豊かな言語で、ほかの言葉では表せないような概念の言葉もたくさんあるようです。
両方の言葉ができる人が、英語を日本語に翻訳するのは比較的容易だけど、日本語を英語になおすのは苦労する、というのを聞いたことがあります。
彼女の事、プロファイラーで、より深く知ることができて面白かったな。
農家の娘でありながら、頭脳明晰で、己の才覚で男性と同じ地位を手に入れたひとだったんですね。すごいですよ、大学で教鞭をとっていたみたいですから。
しかし、男尊女卑のケニアにおいては、まさに出る杭は打たれる。
社会的地位の高い旦那や可愛い子供たちに恵まれ、自らも仕事に邁進して、社会の最先端を歩いていたのに、それ故に、配偶者に疎まれ、社会的地位を失う。
これ、日本だって他人事じゃないですよ。
こんなに迫害されるようなことはないけど、仕事の出来過ぎる女性が男性に疎まれるというのは世界共通だと思います。
あんなに自由そうなアメリカですら、蓋を開けてみれば、いっそ日本より男尊女卑や人種差別が激しいくらいですからね。
ハリウッドでアカデミー賞のスピーチなど、女優が待遇の改善を求めたりしたことも記憶に新しいです。
そんな中で、果敢に社会に戦いを挑んだ人。
神から与えられたものが人より大きかったのか、その分、人より苦難も大きい気がしますね。
モハメド・アリ回でも岡田君が言っていましたが、ほかの人と違った才能のある人のことを、英語でGiftedと言います。
知能指数が高かったり、並外れた能力を持つ人のことなんですね。
神から送られた贈り物、giftを持つ人、という感じなんでしょうね。
脳科学でも興味深い分野の一つみたいですが。
岡田君はモハメド・アリについて、わかりやすくかみ砕くために、神に選ばれた故に義務感を持つ人、というような表現をしていましたが、要は、そういった立場の人はそういう風に生きていくしかない、ということなんじゃないかな、とも思いました。
並外れた成功を手に入れたひとは、そこからさらに自らのアイデンティティーを確立するためにさらなる高みを目指さざるを得ない。
成功すればするほど、その人の立つ場所は狭くなっていくんじゃないでしょうかね。
成功の先にあるものを達観しているからこそ、岡田君は、静かに強く生きていきたい、って言っていたんじゃないかな、なんて考えてみたりします。
モハメド・アリについては、結構涙ぐみましたね~(^^;)。
オリンピックの金メダリストにして、プロに転向して世界チャンピオン、そして、社会の不条理に真っ向から立ち向かう。
人間の可能性に対して挑戦し続けたひとのような気がします。
世界の頂点に立って、強者としての名声をほしいままにした人が、病に苦しめられて、その葛藤はいかばかりだったか、と思いますが、そこも超越して、自らの慢心を戒めている。
体の大きな人ですが、若い頃から目の素敵な人でした。
闘う姿の美しさを体現した人だったかもしれませんね。
目の美しいのは岡田くんも一緒だな、って思うけど、岡田君はどこかほの暗さもあるんですよね。
何を考えているのかわからない不思議さ。
澄んでいて、誠実そうなのに不思議な人です。
先日、麦のホップのイベントで、岡田君首太くなったなぁ、って思ったんですけど、岡田くんて、一年の中で、不思議と体の大きくなる時期があるような気がしません?
気になって、ジークンドーのインストラクター認定HP、久しぶりにチェックしてみましたが、びっくり、きっちり、階級あがってるじゃないの。レベルって言うんですか、毎年、インストラクターとしての認定を通って、レベルアップしてるんですよ。
やっぱ、認定通るためには体作るんじゃないですか。
どういう試験なんだか知らないけど。
どういう試験なんだか知らないけど。
とりあえず、三月のアカデミー賞とか、シングル同梱のDCDの映像が楽しみです。
どんな岡田くんが写っているのかなぁ?
んで、明日のプロファイラーは朝ドラ「花子とアン」で仲間由紀恵が演じた白蓮さんがテーマですね。
どうも、どういう血縁関係なんだか、ドラマでは伯爵令嬢でしたが、史実で、大正天皇のいとこだったとか??
破天荒な生涯で、彼女が歌人としてどんな風に生き抜いたのか、今から楽しみにしています!
あ、「ヒトの進化700万年史」、読み終わりました。
面白かったです。
一つの発見で、今までの研究成果がひっくり返り、歴史が塗り替えられることの激しい分野みたいです。
化石標本がまだまだ少なく(これから先、どれくらい発見されるかわかりませんが)、人類700万年史を埋めるにはあまりにも資料が少なすぎる、ということがよくわかりました。
私はネアンデルタール人が好きなんですが、子供の頃は、ネアンデルタール人がクロマニヨン人になって、今の人類に進化したんだと思ってました。
しかし、その後の研究では、ネアンデルタール人はクロマニヨン人とは別系譜の人類で、ネアンデルタール人は数万年前に滅んでいたと考えられていたとのこと。
けれども、現在は遺伝子レベルの細かいところまで人種の比較ができるようになっており、ネアンデルタール人は滅んだものの、クロマニヨン人との交配が認められて、どうも、ヨーロッパ人種とアジア人種はネアンデルタール人の遺伝子が入ってる、という研究になってるみたいです。
クロマニヨン人は暑い地方起源の人類で、ネアンデルタール人はアフリカ起源であるものの、寒い地方に適応して白い肌と赤毛を手に入れていたらしいと。
そうすると、人類の基本形はアフリカ人種の黒い肌で、ネアンデルタール人の血が入って、白人と黄色人種が派生したのかも、なんて。
また、日本人は、中国や朝鮮半島の系統とは遺伝子的に異なる、もっと前の部分の遺伝子が入っている、って話を聞いたことがあります。
弥生人が大陸系で、縄文人がその前の系統の遺伝子なのかも。
日本人という人種の成立がどう行われたのか、今も変化し続けているんでしょうが、興味深いテーマです。
今、本は三冊おいてあって、次は山の本を読みます(^^)。
この山の本、「山怪」という本の二巻です。
もう、前に一巻は読み終わったの。
一応、山で起きた体験談ということになっていますけど、ちょっと怖い不思議な話が載ってます。
事故記録を読むのが好きなので、山での遭難記録もよく読みますが、そういった話にちなんだ話も出てきます。
なんというか、山って不思議な場所らしいんですよ。
最近、岡田くんに感化されたのか、山の本、探して読んでます。
マタギの体験談も面白かったです。