木曜に「ローグ・ワン」見てきました。
私は子供のころからスターウォーズ大好きで、映画は全部もちろん持ってます。
新しいシリーズの度に、完全版だと思ってたものが作数が増えるので、その度に買いなおしたり(^^;)。
昔のスピンオフ小説もちょっと読んだりしてワクワクしたりしてました。
しかし、今回のは見る気はなかったんですよね。
あとで、テレビで見て出来が良ければ買ってもいいかな、くらいで。
だって、ジェダイ出ないっていうじゃん~、ダースベイダーしか出ないんでしょ~。
ベイダー卿はね、カッコいいけど、アクションはなってないのよ。
ピンチになると、手のひらかざして、テレキネシスですから。
スターウォーズの醍醐味はやはり、ジェダイの騎士の立ち回りにあります。
だけど、旦那が「海賊もいいけど、ローグ・ワンもちょっと見たい」ということで見に行くことに。
スターウォーズならではのSFXはは見ものなんだろうな~、とか思いつつ、心底萌えはしないかも、と思いながら鑑賞。
 
…ありました、アクション!
寺院の僧侶で守り手であった盲目の戦士、チアルート!
本場仕込みのクンフーアクションはたまりませんでした~(#^^#)。
ジェダイなの?ジェダイじゃないの?ニアミス~!
普通の人間のアクションは別の映画でも見れるからいいんです。
明らかに日本モチーフにこだわりを持ったジェダイの騎士が、あり得ない身の軽さでライトセーバー振り回すのが楽しいのよ、たまらないのよ~。
ま、次回のエピソード8にその辺は譲るとして。
映画の内容は、非常に面白かった。
また女性が主人公なんだー(男性主人公の方が好き)、とか思いつつ、スターウォーズの裏話という内容をうまく作ってるなぁ、と感心。
あれだけ苦労して犠牲を払った設計図が、後にエピソード4のルークに託される、っていうのが醍醐味の映画。確かに感動して涙出てきました。
本編とつなげるためにラストに若き日のレイア姫のカットをCGで登場させるんだけど、一瞬なので違和感をうまく隠してました。効果的な演出だと思います。
 
しかしね、ストーリー展開や顛末、そこに流れる精神的土壌は、私の大好きなアメリカ映画のパターンものかも。
見終わった後、旦那と「これはインディペンデンス・デイ」だね、と。
私は見ながら脳裏に「キャプテン・アメリカ」もちらつきました。
ヒットするための展開というかなぁ。
面白かったけど、目新しいものではなかったかも。
好きな人にはたまらない、という内容でしたけどね。
旦那は「もう一回は見なくていいな」。
ブルーレイ、出ても買うかどうかは微妙です。
 
特筆すべきはデス・スター指令のターキンかな。
レイア姫は、一瞬だけど、ターキンは結構出演していたので、ロードオブザリングのゴラムと同じくらい、ビックリして見てました。
演じているのは別の人なんだけど、顔は今は亡きターキン役のピーター・カッシング。
うまく似た骨格の人連れてきて復活させていました。
ここで「海賊とよばれた男」のVFXを思い出しました。
だって、岡田君90代のラストシーンはフルCGなんですよね。
ワンシーンに普通の俯瞰の大きさで使うのはわかるけど、海賊ではラスト何秒か大事な時間に、スクリーンいっぱいに映し出されますよね。
「ローグ・ワン」を見て、なぜか「海賊とよばれた男」の挑戦を垣間見たsilversnowなのでした。