映画が素晴らしいのは間違いないと思うので、私ごときがなんやかんやいうのもなんだとは思うんですが、ちょっとだけ。

 

先日のブログで、海賊、大丈夫かなぁ、と危ぶんでいたんですが、土日の合算こそ4位発進だったものの、トップのモンストが、平日は全く振るわず、昨日(月曜日)のデータを見ると、ファンタビと海賊が2トップでした。

そこに、未だに強い「君の名は」が三位に来る感じですが、ファンタビと海賊が抜きんでてます。

おまけに、夜になったらファンタビが抜いたものの、平日昼間は海賊トップ。

見てる層が如実に数字に出てる気がするような。

ファンタビは海賊より上映館数とか座席数で優位なんですよね。

同じ映画でもバージョンがいくつもあって、その合算で海賊を抜く感じ。

平日、落ち着いた世代がたくさん見てくれて、尚且つ、若い世代も興味を持ってくれて、興行収入が伸び続けることを期待します。

シンゴジラも君の名はも同じ配給会社なので、海賊もロングランしてくれれればいいな(^^)。

 

Twitterなどで感想を垣間見てみると、おおむね好評価で、よかった、という人は、昭和のその時期に頑張った人がいたことに感動、とか、岡田君の演技に感動、とか、という人が多かったかなぁ。

ちっとも面白くなかった、見る価値なし!っていう人は、感動させようと演出がくどい、とか、岡田君のメイクが気になる、60代の俳優を起用すればよかった、とか、信条的に見ない、とか。

永遠の0でもいましたけど、見るときにフィルターがかかってるんですね。

なんで、見る価値なしの映画に対して、そんなに情報詳しいの(笑)。

 

よかったんだけど、ストーリーがとびとびなのでついて行けなかった、エピソードの掘り下げが足りない、という意見もちらほら。

それは、私も初見で思ったけど、二回見たら全然変わるから!

ぜひ、複数回見てほしい作品です。

ストーリーへのアプローチが王道なんだけど、今までと全然違うから、小難しい評価しようとする人はかえって混乱すると思うんですよね。

渋い映画かもしれないけど、監督が、今までの映画とは違うことをやろう、と思って成功している稀有な例なので、ぜひ、いろいろな人に見てほしいですね。