もんはんが熱いです。(笑)

旦那に付き合わされて仕方なく…、というスタンスだったのに、昨日、お仕事一段落してからすごく燃えて狩りに行ってました。一人で…。

この五年近く、絵を描くことに夢中でゲームに熱中することがあまりなかったので、久しぶりに楽しかったです。


二十歳すぎに絵をやめてからまた絵を描き始めるまでの十年余り、ずっとゲーム大好きでしたからねー。

FFとか、8以外は12まで全部クリアしてます(^^)。あ、11はやってませんけど。10‐2は楽しかったわー。ティーダが生き帰るのを待ち望んでゲームして、エンディングではものすごい充足感を味わいましたね。


ゲームはストーリーを楽しんで、自分も映画の中の登場人物になったつもりになる感じが好きなのですが。


しかし、このゲーム(もんはん)、シナリオが終わった後、ひたすら狩りをしてアイテムを集めて強い武器を作ったり防具を作ったりするのが醍醐味だと思うんですけど。

これ、ドラクエがお手本にしたという、すべてのRPGの元祖と言われるウィザードリィと、まったく構成が同じ気がする。

そのゲームは、迷宮を探索して扉を開ける度に手ごわいモンスターを倒し、その後出現する宝箱から得る武器や防具を目当てで、それこそ飽きるまで迷宮をぐるぐる歩き回るゲームなのですが。

どっちのゲームも、シナリオ自体は割とおざなりで、それをクリアした後に本当の醍醐味の探索がはじまる点で全く同じ。

今回のDSの4はずっとHUNTERレベルが上がって行くらしいので、まったく似てます。

仮想世界ですが、どんどん強くなっていく自分に快感を覚えるんですね(^^)。

ウィザードリィは、どれくらいまでレベルがあげられるのか確かめた人がいて、確かに二万なんぼまで行ったところでバグったと聞きました。

暇な人もいたもんだ(笑)。

学生のころは、このウィザードリィの派生漫画とか読んで楽しんでいたものでした。

本宅のサイトには、ウィザードリィパロの土銀小説とかどっかにのせてます(笑)。


ウィザードリィは、未だに発売されていますが、かれこれ30年くらい続いているゲームなんじゃないでしょうか。

いつの時代も、ゲームの楽しみ方は変わらない部分もある、ということなんでしょうね。


この、ウィザードリィが作られるときに世界観に深い影響を与えたのが、映画ロード・オブ・ザ・リングの原作「指輪物語」です。

いまだエルフやドワーフの人種設定など、深くこの世界観がファンタジー分野に根付いていますケド。

もともとは言語学者の方が、趣味でエルフ語を自分で作って、その実践を実験するために描き始めた小説で、売るための物ではありませんでしたが、その深い世界観にディープなファンが少しずつ増え、様々な二次創作的な派生物が増え、今に至る、ということでしょうねー。


執筆されたのが、第二次世界大戦中だったこともあり、その辺の世情に対する考察もいろいろと反映されて、読む人の共感を引き起こすこととなったのかもしれません。


その「指輪物語」は、作者トールキンがもっと前に描いた「ホビットの冒険」の続編でした。


映画「ロード・オブ・ザ・リング」では、映像化は不可能と言われた小説の世界を見事に映像化、しかも、長大な小説を見事に集約化して、小説の本質をまったく崩していないのに物凄く感動したものですが、去年から、同じ監督が、その「ホビットの冒険」を三部作として映画化してくれています。


「指輪物語」が三部作におさまったのも驚きでしたが、「ホビット」が三部作になるのはもっと驚きでした。

なにせ、「指輪~」に比べると、「ホビット~」は児童向きで全然尺のないお話だからです。

指輪物語のもとになったお話とはいえ、前者に比べたら一作で収まるのではないかと思ってました。

ところが、実際「ホビット」の一作目を見てみると、まるで退屈しない映像美の連続でお話も濃く、あっという間に三時間過ぎるのにまだプロローグ、という素晴らしさ(笑)。

もう、監督の手腕にはもろ手を挙げて称賛するしかないです。

「ロード・オブ・ザ・リング」でやってのけたことの正反対をやって見せて、まったく見る人に違和感を感じさせないのです。

まったく編集の神様です!


来年二月に二作目が公開なんですが、もはや楽しみでうずうずしている状態(^^)。

私の中のトールキン祭りはまだまだずっと続きそうです。


時間ができたら、「ロード・オブ・ザ・リング」を通しで全部もう一回堪能したいです。

もう、何度も見てるけど。

スペシャルなんちゃらエディションDVD12枚組持ってるので(笑)。


「ホビット」が発売されたらもちろんデラックスなやつを買います(^^)。