今年の4月に三女が一年生になってから、みんな揃った時間に家を出て行きます。

手がすくので、毎朝集団登校の集合場所から最寄りの交差点を渡りきるまで子供たちの登校を見守ってきています。

毎朝出ているので、緑のベストのおじさんたちにも顔をおぼえられ、黄色い旗も私用を渡されて、おじさんたちが通院で見送りできないときなんか、代わりを頼まれたり(^^;)。

なんか、一年だけ見送るつもりが、このままだとずるずる旗振りおばさんになっちゃいそうです(苦笑)。

まぁ、それはそれで悪くないかな。


まぁ、そんな関わりの中で気付いたことを書き留めときます。

前もかいた気もするけど(笑)。どうだったかな。


まず、学校と、ボランティアのおじさんおばさんたちとの連絡が思ったほど密でないコト。

台風や運動会など、変則的な時間で登校する日など、緑のおじさんたちは、子供たちが何時から動き始めるかわからず、かなり早い時間からスタンバってくれてます。


また、帰りの時間はかなり子供たちの帰宅時間にばらつきがあり(1年から6年まで下校時刻が違うので)、結局、通常で2時くらいから5時くらいまでおじさんたちは見守りに時間を使ってくれてたりします。


言わずともしれたことですが、おじさんたちはボランティアで無報酬で見守ってくれています。

メンバーの中で元気なおじさんの一人が公に申請して認められたので一昨年あたりから団体に補助金がもらえるようになりましたが、それも年3万円程度。

黄色い旗やベストの交換と、年数回の打ち合わせの費用でほとんどなくなります。

うちの小学校区の二十数人いるメンバーはやっぱり無償です。


そんな中、先日新聞か何かで、下校中に刃物を持った男から子供たちを守った緑のベストのおじさんの話に触れ、誰かえらい人が言ってたんですが、こういった地域の子供たちの安全を見守るためにも老人パワーの活用を見直すべきだということでしたが。

それを公のシステム化するならぜひ、おじさんたちに、感謝の気持ちと、できればある程度の報酬を約束してあげて欲しいなぁ、と思いました。

報酬を欲しいという方は一人もいませんが、私は一保護者としてそんなふうに感じています。


無知な保護者の方から、「きちんと横断歩道を渡してくれなかった」とクレームをつけられてやめられた方もいらっしゃいましたし。


お上は最近女性の雇用を広げたいとこのことで、お母さん達にも子供を預けるところを作るから働いてほしいという要望を打ち出されてますけど。

いくら待機児童を減らしたところで、子を持つ働く親にとっては就学時に一年生の壁、というものがあるんですよね。


保育時間の長い保育所と違って、学童保育は時間が限られます。

しっかりした子なら一年生でも鍵を持ってしっかりおうちに帰れるでしょうが。

何か困ったとき、力になってくれそうなのはこのボランティアの緑のベストのおじさんたちなわけです。


老人だからって暇じゃないです。

最近は年金も減額され、生活費はかさむ一方。保険の負担も増えていて、生活は苦しくなる一方です。

老人の活力を活用したいと国が考えるなら、もう少し、いろいろ知って考えてほしいなぁ、なんて思っているわけです。


共働きの両親が増えたとき、一人の時間を過ごす子供は多くなると思います。

友達同士で遅くまで遊んでいてもある程度イイとは思うけど、必ず大人の目は必要です。見守っているだけでいいんです。


御隠居パワーを引き出すために、老人は隠居してるんだから安い賃金でも文句言わないで働いてほしいとかって観念がもしあるなら捨ててもらいたいな。



働く人を増やして税収を増やさなくてはいけないなら、定年年齢をもっと引き上げて、年金を充実させ、老後の不安をなくすことです。

経済政策も必要ですが、消費税をアップしたらそれだけでなく、福祉厚生の政策にこそもっと使うべきだと思います。

老後の不安がなくなれば、貯蓄に回すお金も少なくて済みますから、景気はもっとよくなると思いますよ。


お上は企業の税金を安くすれば、従業員が潤って給料が増える、という流れを期待しているようですが、それは現実味が薄いと思います。

法律で、これだけ儲けたら必ず従業員にこれだけ回さなくてはいけない、的なやつって作れないのかな(笑)。


なにも、景気を司っているのは大手企業の台所事情だけではありません。

要は庶民の懐具合があったまらなければ、日本の景気はホントにはよくならないんじゃないかな。

企業は、生き残りのために人員整理で従業員の削減を繰り返したりしないで、もっとちゃんと人を大切にするべきです。

極端にいえば、前の国民皆中流社会、終身雇用制度の復活が望ましいのでは、と思うくらいです(笑)。


ただし、やっぱり株は経済に大きな影響を及ぼすのでアベノミクスの効用は大きいと思います。


うわー。止まらなくなってきたから、最近ニュースを見ていて感じたことを列挙してみると。

首相経験者が原発ゼロを唱えたから物議をかもしだしたりしてましたケド、言ってることは間違いではないと思います。


実際、原発続けてると、こんな地震国だし国土は狭いし、安全面、そして、核廃棄物の処理問題から行って恒久的に使えるエネルギーでないことは自明の理だと思うんですよ。

ただ、今の国のありようから言って、即0には無理があるので。

間つなぎのつもりで、現在建設中の原発を有効活用するのがよろしいのでは、と思います。

地震や津波への備えをしっかりしたうえで。

それで、間つなぎしているうちに、クリーンなエネルギーの開発を進めるしかないと思うんですよね。


火力発電も、日本はほかの国に比べると、技術で二倍以上効率のいい発電が可能なので、この技術を積極的に海外に売り込むと同時に、自国にも普及させるべきだと思います。

結果的に、根絶はできないけど、世界規模で二酸化炭素の発生を半減させることが夢ではない気がします。

クリーンエネルギーで人類が全部を賄える時代が来ると信じて、間つなぎにこういう技術を総動員するべきだと思います。


昔っから、SFの世界では水素電池って夢の動力だったんですよね。

水から作れて水に帰る、究極のクリーンエネルギー。

だんだん現実のものとなってきています。

ただ、電池作るのに膨大に電力を必要とするかもしれないけど(^^;)。

数年前、水素自動車は億の世界だったと思うんですけど、今年に入って十分の一のコストに下がりました。

みんなが思ってるより早く、そして遅く、未来の世界は迫ってきているんですねー。


ひとつ、気になってるんですが、アベノミクスの一環で、日本銀行がおカネ刷りつづけてますよね。

一旦はお金が増えて景気がよくなりますが、これはインフレの危険が潜んでいると思います。

根本治療にならないので、期間を区切って今までもやってきたんですが、今回はいっそ景気が回復するまでやるって言ってますよね。大丈夫なのかな?

日本が持ってる財産、みんなが貯めてる貯金の価値が、自然下がっていくはずです。


また、自衛隊の活動にはいつも敬意を表してますが、こちら、前に庁から省へ格上げになったですよね。

そして、今回安倍内閣になって、内閣の干渉力を低めました。

自衛隊は今までよりずっと自由に動けるようになり、自衛活動にプラスになるハズですが、これは、普通みんなあり得ないと思っていることですが、極端に言うとクーデターも起こせる能力を持たせたことになりませんかね?多少の危機感を持って見守っていくべきだと思います。


あー、なんかつらつら書き連ねているうちに、旦那を駅に迎えに行く時間がきました(^^;)。

一旦描きだすと、長くなるから困るわ(^^;)。

ここまで読んで下さった方、ありがとうございました!!