能勢や豊能町、森町は大阪の天蓋
近鉄天王寺の展望台と似た高さですが
森町が他の街と違うのは
突き抜けた景色だと思っています
石器時代から人の住む能勢地方一帯は
特に風から守られた盆地から開発が進んでいます
ですから、古い街は周囲に山をみる場所にあります
森町は新しく山を削ったので
海に空に
遠くまで突き抜けた景色が見られます
ここに立つと
強い風と一緒に
鬱々とした気持ちも
吹き飛んでしまいそうな想いがします
雲海を見下ろすのは、雲上人(仙人)になった気分です
小さいですが、山の間にふもとの街と水平線がみえます
箕面の山が高いからか、周囲が明るくなっても陽が昇るまで少し時間があり
月がくっきりとみえます
雨が降ると雲の中に入り、濃霧に覆われます