(おれは寝ていたのか・・・?)
ふと目が覚めると、目の前には暗闇の中で光る星が見えた。
(それとも・・・夢を見ているのか・・・?)
意識が朦朧としている。が、一つ確実にわかることがある。
それは、おれが寝ている場所が家の中ではないことだ。
(ここはどこだ・・・?おれは何をしているんだ・・・?)
おれは混乱していた。
(左のほっぺたが熱いぞ・・・いや・・・痛い・・・!)
その痛みがおれの意識を徐々にはっきりさせていった。
徐々にはっきりしてきた意識の中に、これは現実ではなく、
夢であってほしいという意識があった。
だけど、これが夢であっては困る。
なぜならこれが夢ならば彼女の存在も夢で終わってしまうからだ。