この日は久しぶりに地元大阪でのヲタ活ということでメインの現場の前に超久々の現場に顔出して来た。
TORU vsラ・ピートは道頓堀プロレス古参ヲタとしてはどうしても見ておきたかったからだ。
実際、自分と同じ考えで久々に道頓堀プロレス見に来たって方とも会ったし。
長らく現場離れた自分が、そう思うぐらいだから現役バリバリで現場に通ってるプヲタにはもっともっと強い思い入れと戸惑いと期待が入り混じった複雑なカードだと思う。
一方の王者、TORUは相変わらずの愛されぶりである沢山の紙テープが舞っていた。
その非情な攻めっぷりにどちらがヒールか分からなくなるほどだった。
どれだけ膝を痛めつけられても、やはりラ・ピートの真骨頂は膝爆弾なのだ。
からの〜足4の字固めとか高田延彦 vs武藤敬司を彷彿とさせる流れである。
TORUが強烈なエルボーを放てば、ラ・ピートはTORUの土手っ腹に倍返し。
しかし、ペースを握ったのは
さらにハーフダウンの背後から後頭部にヒザ!
「眉山」からの
(この技やり始めた頃twitterで技名募集したっけなーとか一瞬思い出したw)
しかし、この必殺パターンをもってしても3カウントは奪えず。
ほぼこれで勝負あり。
なんとかカウント2で返したものの
5/27 『浪速英雄伝』
第7試合 メインイベント WDW選手権試合 時間無制限1本勝負
<第5代王者> ◯ TORU (19分03秒、片エビ固め) <挑戦者>ラ・ピート ×
※垂直落下式ブレーンバスター
自分が通ってた頃の道頓堀の象徴は紛れもなく「蒼き超特急」でありWDW選手権者としてラ・ピートは正に道頓堀の太陽として輝いていた。
だが、時は流れ今やその役割はTORUが担っている。
TORUのその雰囲気イケメンの風貌や(失礼w)憎めない言動から誰からも愛されるチャンピオンでいてくれるであろう。
それに対抗する為か、闘いのステージをランクUPさせてメジャーの団体へと移っていったユニットの仲間へのジェラシーが、あの燦燦と輝いていたラ・ピートを暗闇に変えたのか…
それは自分みたいな現場離れたヲタクには分からない。
でも、これだけは言える。
やっぱりラ・ピートには暗黒より
能天気な雲ひとつない晴天に輝く夏の日差しが似合ってる。
道頓堀プロレス創成期にどんなに試合でクタクタになっても、試合終了後のファンのお見送りに笑顔で道頓堀アリーナの出口でファン一人一人と握手して記念撮影に応じていた君を自分は忘れない。
安直に
「あの頃は良かった」
なんて言わないけど、あの頃の輝きはホンマに太陽だった。
ただ、レスラーにキャラチェンジは付き物。
ヒールを経験した事でまたベビーにターンするも良し。
さらにヒールの道を突き進むも良し。
闘いの場を移し先にメジャーに行った盟友達を追っかけるも良しと思う。
そしてまたあのキラキラした笑顔でちびっ子達と握手してた頃のラ・ピートに戻って我々の前に戻って来てくれると信じてる。
そんな想いを込めたTORUのバズソーキックからの垂直落下式ブレンバスターなのかも?と勘ぐってみる。
また、何年後かに確実に見たいカードとなった事は確かである。
いつもなら日曜日は東京でヲタクしてる今の自分が、この試合見れた事自体が奇跡的なのだが、この二人の再戦なら何年後でも、奇跡的でも偶然でも無く
必然的に
観る事であろうと思う。