聴衆の力 | アバウト福田のこんな感じ

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インターネット活用コーチ 福田浩です。
コーチングのこと、インターネットのことなど、思いつくままにお話しします。

友人のクリスマスコンサートに行ってきました。
阪急六甲から程近い、小さな教会でのアットホームなコンサートは、心温まるひとときでした。

コーラスがブワッと沸き上がる、なんと言うんでしょうかね。単に音量が上がるということではなく、水族館で鰯の群れがバッと動くような、ジェットコースターが天辺から車輪の振動を感じさせながらグワッと下るような、そういう瞬間が、僕はたまらなく好きです。

何を言っているか分からないですかね。表現力が無くて済みません。(;^_^A
専門用語でもあれば良いんですけど、どうなんでしょ。イタリア語の気の利いた用語が有るのかもしれません。

これは、同じ曲の同じ場所で、同じ合唱団でも、いつも起こるというわけではありません。
合唱団の皆の心が一致して、一体になる。それがホールの力と相まって………そんな瞬間に起こるのでしょう。

コーラスに居た頃、もう十五年くらい前になりますかね。
僕は、他のコーラスを聴きに行くことはあまり有りませんでした。

僕は大学時代は岡山に居ましたので、神戸では合唱関係に義理もありませんでしたし、聴くよりもステージに立って歌う方がずっと楽しいと思っていました。

最近、コーラスを聴きに行くようになって、聴くというのも良いもんだなぁと、新たな発見をしています。

今日の演奏も、なかなか良かったです。僕の好きなあの瞬間も何度もありました。

そこで、ふと気付いたことがあります。

僕はあの瞬間というのは、合唱団とホールの力だと思っていました。
しかし、あの瞬間、合唱団のみんなの心が一つになるとき、そう、僕の心もそこに参加していることに気付きました。

あの瞬間、僕の大好きなあの瞬間は、合唱団の力、ホールの力、そして聴衆の力が一つになったときに起こるのかも知れません。

ここ10年ほど、人前で話す機会があります。
そういうときに、聴いてくださる方の反応というのは、ものすごく感じるものです。

良いお話が出来るとき、そのうち何パーセントが講師の力で、何パーセントが聴衆の力なのでしょうか。
とにかく、聴いてくださる方のお陰で良いお話が出来ると感じることが何度もありました。

そんな大げさなことでは無くても、お客さまとお話ししているとき、誰かと話をしているとき、自分の力量を越えているような良い話が出来るのは相手のお陰だと感じることがよくあります。

合唱団に居た頃、ステージに立つと聴衆の反応というのは意外と感じる物です。
でも、あの頃は、それが当たり前のように思っていたところもあるかもしれません。

自分に接して相手をして下さる方、自分の能力を引き出して下さる方に、感謝の気持ちを新たにするひとときでした。