重松 清 著
きよしこ
吃音(どもり)の障がいを抱えている少年「きよし」の物語。
物語の中では
「あれが吃音になった原因?」
と思うような事がきっかけで「吃音」になる。
吃音で上手に喋ることができない「きよし」は転勤が多い家庭に育ち
転校生の「きよし」は、転校する度、子供達は悪意のない"からかい"や容赦無い「いじめ」をされる事が日常茶飯事、読んでいて少し辛い気持ちにもなった。
そんな中でも、きよしの家族やクラスメイトの中には「きよし」に対して暖かく接する人物もいる。
「きよし」が高校三年生の時には恋人ができたがその彼女が嫌いでも無いのに別れ自分1人で生きて行こうする。
最後は自分で選んだ大学がある「東京」に旅立った……。
そんな物語
話は変わりますが……。
実の父も少し吃音の障がいを抱えていた。
子供の頃、実父に向かって吃音をバカにしたのを思い出した。
今、思えば酷い事をしたと反省している。
天国の父ちゃん「ごめんなさい」