日本は記紀中で神武天皇の即位した年を紀元前660年2月11日(辛酉年春正月庚辰朔)としていて、これは大日本帝国憲法が発布された日でもある。戦後のどさくさで、一時表向きは廃止されていたらしいが、暗黙の了解で日本人の一般通念であった。建国記念日が祝日となったのは、1967年以降のこととなった。「建国をしのび、国を愛する心を養う」ということが「国民の祝日に関する法律」の第2条に規定されている。