■ミディール
神羅の警戒が収まるのを待ち
依然ラリパポ状態が続くクラウドを見舞うシド達。
その時、地響きと共に大地が激しく揺れ動く。
どうやら地下のライフストリームが地上へ噴き上げる前兆らしい。
混乱の中、追い討ちを掛けるように空を覆う巨大な翼。
それは破壊の使徒と化したアルテマウェポンの姿だった。
アルテマウェポン戦。
ここで与えたダメージは次回戦闘時に引き継がれるが、
リフレクトリングを3つ揃えるまで倒すわけには行かないので
呪いの指輪だけ奪い無傷で逃走させる。
なんとかウェポンを退けはしたものの、
ライフストリームの突き上げにより村は瞬く間に崩壊。
逃げ遅れたティファとクラウドは魔晄の海の奥深くに沈む。
■精神世界
ライフストリームの精神エネルギーが媒質となり
クラウドの精神世界へと迷い込んだティファは、
そこで自我を失い心を閉ざした内なるクラウドと出会う。
ティファはそんなクラウドと共に今一度彼の歴史を辿り、
彼自身が持つ記憶と想い、彼が彼であることの証明へと導く。
5年前のニブルヘイムへ向かうティファとクラウド。
魔晄炉調査の任を帯び英雄セフィロスと共にティファの前に
現れたソルジャーは、幼馴染のクラウドではなく
大剣を携えた黒髪の快活な剣士だった。
決定的な記憶の差異を突きつけられ打ちのめされるクラウドに、
ティファは「答えは自分の手で見つけなければならない」と諭す。
続いて二人は7年前の村の給水搭へ。
村を出て神羅のソルジャーとなることを決めたクラウドに、
ティファは「いつかヒーローとなってピンチの際に駆けつける」
ことを半ば強引に誓わせる。その思い出、夜空の星々の輝きは
ティファの記憶の中のそれと違わぬ二人の共通の記憶であった。
その思い出さえもジェノバによってティファの記憶から
作り出された偽りの記憶ではないかと恐れるクラウドに、
ティファは彼がソルジャーを目指すようになった経緯を問う。
13年前のニブル山。その日母親と死別した幼いティファは、
死者の魂が向かうとされる霊峰ニブル山の危険な山道を一人行く。
内気で引っ込み思案だった当時のクラウドは、彼女の悲しみに
心を痛めながらも、その背中を遠くから追うことしかできない。
ほどなくティファは足を踏み外し吊り橋から落下。
それを救おうとしたクラウドも共に崖下へ転落してしまう。
ティファはその後7日間眠り続け、事故の前後の記憶を失う。
クラウドはティファを救うことができなかった自身の弱さを悔い、
いつかセフィロスのような強い戦士になりたいと願うようになる。
ティファが知らないティファとの思い出の存在に気付き
クラウド自身の記憶へ繋がる手掛かりを得た二人は、
再び5年前の事件の日へと遡る。
その日、セフィロスと共にニブルヘイムを訪れたソルジャーは
クラウドの親友、ゴンガガ出身のザックスという若い剣士だった。
一方、ソルジャーの夢を叶えられぬまま一般兵として
二人に率いられ不名誉な帰郷を果たしたクラウドは、
兵帽を深くかぶり、村人達にその素性を隠し続けていた。
その後セフィロスの暴走により故郷と家族を失い
幼馴染のティファを傷つけられたことで逆上したクラウドは、
ザックスの剣でセフィロスを斬り、眼下の魔晄炉へ投げ落とす。
5年前、彼はその正体を隠したまま常にティファの傍にいた。
元ソルジャーとしてのクラウドは自身の理想と親友ザックスの
経験とをないまぜにして生まれた架空の人物像であったが、
その記憶はクラウドが自身の五感で体験した確固たる歴史であり、
ジェノバの擬態能力から生じた作り物の記憶などではなかった。
ティファの導きにより自身の存在を確かめたクラウドは
ジェノバの支配を断ち切り、本来の自我を取り戻す。
★ステータス
クラウド … LV:60 HP:4963 MP:0558
バレット … LV:53 HP:4573 MP:0425
ティファ … LV:54 HP:3873 MP:0453
レッドXIII … LV:53 HP:4228 MP:0451
ユフィ … LV:56 HP:4064 MP:0469
ケット・シー … LV:51 HP:3214 MP:0544 ▲
ヴィンセント … LV:52 HP:2582 MP:0560 ▲
シド … LV:58 HP:5605 MP:0686 ▲



