■竜巻の迷宮


クレーターには黒マントの男達が集まり、
その中心地を目指し不気味な葬列を組んでいた。
その中には黒マテリアを携えたセフィロスの姿が。
セフィロスはいつものようにクラウド達にジェノバをけしかけ
姿を消した。


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ジェノバ・DEATH戦。
バハムート改アレクサンダークジャタ等を総動員し
工夫のない力押し。決まり手はクラウドのオーディン
お土産にリフレクトリングを頂戴する。


これまでクラウド達が相手にしてきたセフィロスは
どうやら本物のセフィロスではなく、
他の黒マントと同様、しもべの一人でしかなかったようだ。
ジェノバの持つ優れた擬態能力は
自身の身体を望むままの姿に変えることを可能とする。
彼らは体内にジェノバの細胞を分けた言わば同志であり、
ジェノバの本能たるリユニオン(再統合)を果たすため
ジェノバの申し子たるセフィロスの元へと集結したようだ。


しもべのセフィロスが残した黒マテリアを控えのレッドに託し、
クラウドはティファ、バレットと共に竜巻の中心へ。
一瞬の閃光に視界を奪われた刹那、三人はセフィロスが作り出した
幻影のニブルヘイムに立たされていた。



■過去の幻影


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そこは老朽魔晄炉調査のためセフィロスが部下を伴い訪れた
5年前のニブルヘイム。しかしセフィロスの後ろに立つ人物は
クラウドではなく、黒髪の見知らぬ剣士だった。
その男の登場にティファの表情は激しい動揺の色を見せる。


場面は唐突に変わる。
セフィロスの手により火の海と化したニブルヘイムで
セフィロスの後を追い神羅屋敷から飛び出してきた人物は、
やはり先ほど見せられた黒髪の剣士。
すべてはセフィロスがクラウド達の混乱を狙い作り出した幻影、と
意に介さぬ様子のクラウド。そこへセフィロスが姿を現す。


「5年前、お前はそこにいなかった」


セフィロスはその言葉にまったく耳を貸そうとしないクラウドを指し
「セフィロス・コピー・インコンプリート ナンバリング無し」と呼び、
5年前の事件の後に宝条の手によってジェノバ細胞を埋め込まれ
作り出された、黒マントの男達と同種の存在であることを明かす。
7年前、村の給水搭でクラウドと誓った約束を引き合いに
セフィロスの言葉を必死に否定しようとするティファ。
しかしセフィロスはそれを相手の記憶を読み取りそれに合わせて
容姿や仕草を変化させるジェノバの能力の賜物であると退ける。


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炎に焼かれ息絶えた男の懐から一枚の写真を取り出すセフィロス。
ニブル魔晄炉への出発の朝に撮影されたその写真には、
やはりクラウドではなく黒髪の剣士の姿が収められていた。
その写真さえもセフィロスにより作り出された幻影と
否定するクラウドだが、やがては自身の記憶のほころびに気付き
彼の心は破綻。セフィロス・コピーであることを受け入れ、
元ソルジャー・クラウドとしての自我を放棄する。



■クレーター地下


一足遅れでクレーターへと辿り着いたルーファウスと神羅幹部達。
その地下には伝説の巨獣・ウェポンが眠りについていた。
そこへ突然姿を現すクラウド。クラウドはレッドから
黒マテリアを受け取り仲間たちに別れを告げると、
上空の水の繭の中で眠る真のセフィロスの元へと飛び去る。


繭の中に黒マテリアを沈めると
それはセフィロスの意思に呼応し禍々しい光を放ち始める。
やがて光は巨大な柱となって天を突きクレーター全体を飲み込む。
禁断の破壊魔法の発動についに5体のウェポンは目を覚まし、
その巨体を次々大空へと躍らせる。


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ルーファウスはティファ達を飛空挺に収容しクレーターを脱出。
ついにメテオは発動、星の死を告げるカウントダウンが始まる。



★ステータス


クラウド    … LV:60 HP:5806 MP:0797 ▲
バレット    … LV:52 HP:3566 MP:0495 ▲
ティファ    … LV:52 HP:2875 MP:0523 ▲
レッドXIII … LV:50 HP:3847 MP:0419
ユフィ     … LV:54 HP:3722 MP:0444
ケット・シー  … LV:48 HP:3936 MP:0401
ヴィンセント  … LV:50 HP:3273 MP:0425
シド      … LV:56 HP:4534 MP:0458



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