■カームの街
とはいえ。(妙な導入)
「セフィロス」を止めることが星の生命を救うことにどう繋がるのか、
その辺りの事情を把握しているのは今のところクラウドただ一人。
カームの街に宿を取った一行は、今後の旅の目的を明確にするべく
「セフィロス」、「ジェノバ」、その他神羅にまつわる諸々について
クラウドの知るすべてを余すところなく語ってもらうことにする。
それでは張り切ってどうぞ。
■ニブルヘイム回想録(前編)
遡ること5年前。念願のソルジャーとなった16歳のクラウドは
老朽魔晄炉調査の任を帯び、先輩ソルジャーにして戦友の
セフィロスらと共に生まれ故郷のニブルヘイムを訪れていた。
セフィロスは類稀なる武の才と戦争を早期終結に導いた
その活躍から、生きながらにして伝説となっていた英雄。
幼少の頃のクラウドも英雄セフィロスへの憧れから
ソルジャー入りを目指したのだという。
ニブルヘイムの北側にそびえ立つニブル山、
そこに目的のニブル魔晄炉はある。世界で最初に建造された
その魔晄炉は経年による老朽で動作異常を起こし、
さらに周辺には凶暴な魔物が出没するようになったという。
翌日、ニブル魔晄炉の調査に発つクラウド達。
山歩きのガイドとして現れたのは幼馴染のティファだった。
村のミーハー男に請われ記念撮影を行った後、
三人は2名の神羅兵を引き連れニブル山へ入山する。
吊り橋の落橋に遭い兵の一人を失うトラブルに見舞われながらも
クラウド達は目的のニブル魔晄炉へと辿り着く。
一般人であるティファと彼女の護衛の神羅兵をその場に残し
魔晄炉の中へ入って行くクラウドとセフィロス。
そこで二人が目にしたものは、無数に並べられたカプセルと
その中で高濃度の魔晄に浸され培養される異形の怪物達。
世にはびこる多くのモンスター達は
神羅によって「人間」を素材に作り出されたものだった。
人を超える力を持って生まれたセフィロスは
その光景を目の当たりにし、自身の出自に対しある疑念を抱く。
クラウドの回想に時折にわかに戸惑った様子を見せるティファ。
クラウドの記憶と彼女の記憶とには若干の差異があるようだ。
しかしなぜかティファはそれを口にしようとはしなかった。
と、ここで回想の途中にもかかわらずセーブを促される。
実際長い。たしかに長い。つーかまだ続くのかいな。
デスクイーン島の回想シーンが巻をまたいで続く
聖闘士星○を髣髴とさせる。
★ステータス
クラウド … LV:14 HP:0503 MP:0111
バレット … LV:13 HP:0540 MP:0086
エアリス … LV:12 HP:0370 MP:0096
ティファ … LV:12 HP:0445 MP:0083
レッドXIII … LV:13 HP:0533 MP:0088

