■はじめに


約7年ぶりの攻略となる本作。
膨大な情報量とコンプ要素の多さに始める前から目眩がする。
その中でもひときわ鬱陶しいのが不必要なミニゲームの数々。
どれも難易度は決して低くなく、完成度は決して高くない。
ただの寄り道や息抜きの手段であればスルーあるのみだが、
困ったことに成績上位者にはご丁寧にも景品が提供される。
ミニゲームというよりコレクター殺しの罠だ。
特にくそいまいましいのがコンドルフォートの…


おっと、いきなり愚痴ってしまった。
まあトータルでは非常に完成度の高い愛すべき超名作。


ひとしきり愚痴ったところで今回のプレイ方針を設定する。
もはやアイテムコンプと全キャラレベル99は当然の義務。
とは言ってもジンクバッテリー等の準イベントアイテムや
究極リミット技習得のための奥義書、交換用のクーポン、
アースハープ等はコンプ対象に含めないユルめ仕様。
上記のようないびつな収集にはまったく興味がわかないのだ。
本作はドーピングアイテムの入手が比較的容易と思われるため、
これらを用いて全キャラステータスMAXも狙うことにする。


このところ文章らしい文章を書いていないので、
今回のプレイログはテキストにたっぷり時間を取る予定。
あくまで予定。



■オープニング


世界的大企業「神羅カンパニー」の本拠地、魔晄都市ミッドガル。
かつて神羅の私設部隊「ソルジャー」に属していた剣士クラウドは、
今では反神羅過激派組織「アバランチ」に傭兵として雇われる身。
ミッドガルの発電施設「魔晄炉」を爆破・無力化すべく、
数名のアバランチメンバーと共にミッドガル1番街を目指す。


ミッドガルは神羅カンパニー本社ビルを頂く0番街を中心に、
8枚のプレートで区画される空中市街、そしてそれを取り巻く
魔晄炉と呼ばれる8基の発電施設を擁する円形の巨大近代都市。
その形状からレジスタンスからは腐ったピザと揶揄される。
さらにそれぞれのプレートの下層には貧困層が多く暮らす
スラム街が存在する。


と、プレイログにしてはやけに説明的な出だしだが、
本作は世界観に関する情報量がなかなかどうしてボンバイエ。
ここを省略すると後々困ったことになりそうな予感がするで、
せめて最初ぐらいはバカ正直に解説していくことにする。


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アバランチ一行の乗った列車は1番街駅へ到着。
と同時に下部構成員どもがホームへなだれ込み、
警備兵2名を手早くノックアウト。我らが主人公クラウド君は
床で伸びている警備兵Aからポーションをくすねたり、
床で伸びている警備兵Bからポーションをくすねたりと大活躍。
アバランチメンバーの後に続き、爆破対象の壱番魔晄炉へ走る。



■壱番魔晄炉


発電所のセキュリティシステムを突破し、
リーダーのバレットと共にエレベーターで魔晄炉深部へ下降。
この男、浅黒い肌に短髪髭面のいかにもスラム出といった
風貌に加え、右腕がコブラばりのガンアームという
独創的なファッションセンスを持つジャイアン系。
性格は熱血にして粗暴。しかし組織の指導者だけあり
思慮の浅いただの筋肉バカというわけでもなさそうだ。


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バレットの話によると、神羅カンパニーが魔晄炉によって
地中から吸い上げ、エネルギー資源として日々使い捨てている
「魔晄」は、言わばこの星を流れる血であり、
このまま無為な消費を続ければ星はやがて死に至るという。
アバランチの過激な活動の大義はここにあるようだが、
助っ人クラウドとしては星の生命などといった漠然としたものに
一切関心はなく、報酬さえ貰えればあとはどうでもいいらしい。
当然バレットはそんなクラウドの態度が面白くないわけで…。(誰)


なおも炉内を降下、壱番魔晄炉最深部に到達。
炉の制御部に爆弾をセットしようとすると、クラウドの脳裏に突然
「目をさませ! ここはただの発電所じゃない!」と謎の声が響く。
彼だけに見える妖精さんの類か? シャブの乱用は身を滅ぼすぞ。
幻聴を振り払い爆弾をセット。すると施設内に警報が鳴り響き、
巨大な警備ロボットが駆け付けてきた。


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ガードスコーピオン戦。
メカ系なのでクラウドのサンダーでばりばり攻める。
まだ魔法が使えないバレットは後列からひたすら銃撃。
尻尾を高く上げている間は強力なカウンターが来るので待機、
尻尾を下げたところへヘビーショットを叩き込み華麗に撃破。
残骸からアサルトガンを入手、早速バレットに装着する。


起爆まであと10分。
迫り来る敵を適当にあしらいつつ、急ぎ来た道を戻る。



★ステータス(マテリアセット後)


クラウド … LV:08 HP:0323 MP:0060
バレット … LV:07 HP:0336 MP:0047



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