■ブラマジ殺して日が暮れて


魔界シリーズはこの日のために。
まかいのつるぎを装備したピサロの攻撃力は、LV35の段階で
てんくうのつるぎを装備したLV99のメタボンに迫るほど。
また防御力はメタボンのそれを既に大きく上回っている。
ステータスも全体的に高く、そのうえレベルの上昇に伴い
強力な呪文とDQ6以降で実装された「特技」を多く習得する。
弱点といえばめがみのゆびわを装備できない点ぐらいか。


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ブラックマージの自動レベルアップでピサロのLVは99に。
まかいのつるぎはピサロの最強装備でありながら
きせきのつるぎ同様のHP回復効果を持ち、
まかいのかぶとてんくうのかぶと同様にマヒ耐性を持つ。
メタボン一人の時と条件はほぼ同じというわけだ。


最後にエグチキ1ターン撃破でも狙ってみようかと思ったが、
マダンテ強化用のふしぎのきのみがどう考えても足りない。
4のアイテム狩りの厳しさは身にしみているので、
ここは男らしくスパッと諦めることにする。(妥協と言う)



■エビルプリースト戦


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ということでいよいよ真の敵が待つデスパレスへ。
ピサロ、アリーナ、クリフト、ミネアの安心編成で乗り込む。
主のピサロを失い、かつてのピサロの部下達は
エビルプリーストの勢力に完全に掌握されてしまったようだ。
かつてピサロを王にいただいた王室の玉座には
今ではクーデターの首謀者エビルプリーストが座していた。
エビルプリーストは進化の秘法の力を極めたとうそぶき、
醜い魔物となってピサロ達に襲い掛かってきた。
超むかつく。超泣かしちゃる。


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結局進化の終着点はこれ一本ということか。
定石通りスクルトフバーハで身を固めたら
アリーナとクリフトは打撃で攻め、
手すきのミネアはとりあえずのけんじゃの石
ピサロはダメージ効率の高い特技ムーンサルトで叩く。


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3ターンほど殴ると両腕が生まれ、足が生え変わった。
これは見事なフリーザ様的カラーリングだ。
はげしい炎やらイオナズンやらを交えた2回行動で
攻撃を激化させてくるようになったが、まだまだ余裕。


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さらに2ターンほどいびると頭が生えてきた。
ここでおなじみのいてつくはどうが発動。
即座にスクルトとフバーハで体勢を立て直す。
メラゾーマも交えた1~3回行動を取るようになってきたが、
全体回復要員が3人もいるのでまだまだ余裕。


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さらにいびり続けると今度は肌の色が安っぽい黒に変わった。
ここで睡眠効果のにらみつけが発動しミネア様がご入眠。
ほんのりムカついたので、ピサロの全魔力を解き放ち
渾身のマダンテをお見舞いする。
2097のダメージ。海老プリは跡形もなく消し飛んだ。


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通常エンディングを犠牲にした追加シナリオなのに
悪玉は小者、そのうえ姿も攻撃手段もデスピサロと大差なし。
うーんむ。(何か言え)



■エンディング


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せめてエンディングだけはと願ったが、
隠しエンディングとやらは通常エンディングに
ほんの少しの台詞とショットが追加された程度のものだった。
追加シナリオは所詮ピサロを仲間に迎えるためのお膳立てか。
死なせることで物語の質が高まるとまでは言わないが、
舌足らずなハッピーエンドを押し付けられるよりは
正規のプチバッドエンドに甘んじたほうが良かったのでは。
0を足してマイナスになるとは不思議なものだ。


なにやら批判めいた意見を並べ立てたような感じだが、
これはあくまで追加シナリオに限定した意見。
シンプルに言えば「ここ必要?」程度のものだ。
全体としてはなかなか楽しめた。やはりドラクエにはずれ無し。
7以降やモンスターズ系は知らないけど。



★ステータス


勇者:メタボン …… LV:99 HP:751 MP:343
占い師:ミネア …… LV:99 HP:590 MP:399
踊り子:マーニャ … LV:99 HP:690 MP:810
武器屋:トルネコ … LV:99 HP:734 MP:000
姫:アリーナ ……… LV:99 HP:623 MP:000
神官:クリフト …… LV:99 HP:605 MP:582
魔法使い:ブライ … LV:99 HP:542 MP:445
戦士:ライアン …… LV:99 HP:731 MP:000
魔族の王:ピサロ … LV:99 HP:757 MP:703



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