30センチ高さの笹濁り。
竿出しは可能です。
で、最近の釣果は・・オーイカズさんが一昨日20匹ほど掛けたそうで、いつも40匹ほど掛ける名人が半分の収穫とのこと。
ま、この天気ではいたしかたないでしょう。
やっぱりこの時期 気になるのは・・・・・
天気ですかーっ
そのとおりー
なのですが、
こっからはまじめな話
有田川ダム上 アユがよく見えているのに掛からないといったつぶやきが聞かれます。
ボヤキですので、これを「つボヤキ」と呼ばせていただきます。
なことはどうでもいいか
確かに、ガバチャも感じています。
ダム上の群れ鮎が顕著になったのは、十年ほど前からだったように思います。
ただ、以前の群れ鮎と今の群鮎では、その群れ方すら変わってしまったように思います。
今の群れ鮎は、みんな同じ方向を向いてサッと川のあちらこちらを移動している機会が多い。
まるでイワシの群れが何かにおびえて逃げまくってるような感じです。
だから、友釣りの対象にはならない。
こいつらは石のコケを食んでないようです。
流れてくる藻やプランクトンを捕食しているような気がします。
以前の群れ鮎は橋の上から見ると玉になって身をくねらせてじゃれあってました。
岩盤や小砂利の上などでじゃれあってました。
これはまだ友釣りの対象になります。
今の群れ鮎は全員が同じ方向を向いて仲良く泳いでます。
と、群れ鮎をキッパリ二分しましたが、もっともこれらは同一のもので時間帯によって変わるのだということもあるかもしれません。
一定の釣果は上がっていますので。
がしかし、あまりにも最近の有田川ダム上ではイワシ行動をとる群れ鮎を見る機会が増えてしまったのも事実です。
いかがでしょう?
この記事を読まれたアユ釣り師のあなた
こんな「つボヤキ」は持っていませんか。
ここに今年K県のY川の解禁で謎の大爆釣が発生しました。
皆が軒並みいつもの二倍から三倍釣れたのです。
狂乱に沸く知らせにガバチャの?は大膨張しました。
例年と同じ放流量なのに、なぜ?
地元では、九州のМ県産を入れたからだと言われてます。
ガバチャ的には納得しがたく鮎の権威といわれるある有識者に問い合わせてみました。
その有識者から反ってきた答えは
「私の推測ですが」との前置きながら意外なものでした。
「K県ではある理由があって今年からいけすでの中間育成がかなり減りました。なのでいけすの中のアユ密度が減った。その原因でアユが本来の闘争本能を取り戻したのは、我々の観察で明らかです」
とのこと。
・・・なるほど。
この話を聞いてガバチャ的には一つの連鎖反応を示さざるを得ません。
「つまり中間育成の過程でアユの人口密集が高すぎると鮎本来の闘争本能は失われる?」
アユはダーウィンの進化論のように、いや釣り人的には「退化論」と言いたいけど、先天的にその闘争本能を失っているのではなく、後天的にその闘争本能を失っている。人間の手によって失わされている。
有田川に放たれている6トンもの大量なるイワシ行動アユは、中間育成であまりにも密集育成されたものではないのだろうか。
釣り人に喜んでもらおうと川への供給量を増やす関係者の意図や努力が、結果的に反対の方向に向かってはいないか・・・。
と、アユの生態について素人ながら考えたガバチャです。
ま、単なる鮎釣り師の「つボヤキ」としてお聞き捨てください。
梅雨明けに鮎が本来の性格を少しでも取り戻してくれることを祈るしだいです