明日は今年初ライブ！
まりちゃんですよ！
人生で一番のものもらいが左目にできてるよ！
初めてものもらい用の目薬を買ったが、日本の細かい技術に感動したぜ…
使い切りタイプで、24本入ってるやつ買って、
1本で7〜8回点眼できるんだけど、使用するために上の部分を切り離したら、またキュポッてハメれるのよね。素晴らしいわ。ちゃんと特許取ってんのかな、考えた人。
なので今回のものもらいが治っても、また次になった時には残りの目薬を新鮮な状態で使えるという…
感動です。
素晴らしい技術。
さて！
明日の新年初ライブの前に、NEW ALBUM心臓のレビューを終えてしまおう！
残り5曲分のセルフレビューです。
前のブログ分と併せて、またアルバム通しで楽しんでみてください！
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【M-9】P.o.P [P.o.P]
タイトル少し悩みましたね、歌詞中登場する「パワーオブパワー」のままにするかどうか。結局邦題も英題も、パワーオブパワーの頭文字だけ取りました。宇宙のエナジーと英題被りそうでしたしね。
基本的には宇宙のエナジーと内容も被ってますけど笑
うちゅエナがインプットの意識だとすると、P.o.Pはアウトプットの意識が強いですね。放出する時とはこうも攻撃的になるのかという。
冒頭から繰り返し発してる言葉は「ウ サホーレ スーリョーダヤム」と言ってます。「サホーレ」は「栄光あれ」、「スーリョーダヤム」は「日の出」のような意味合いです。意味を知るととても宗教的な歌に聞こえますね笑
制作当初ひーくんが持ってきた大まかな部分は何も変わらず、こちらも割とスッとできた曲です。
サビがとにかく気持ちいいし、普通に声出してみんなで「ウ！サホーレ！スーリョーダヤム！」って言いたいので、そのうちライブでやりたい曲のうちの一つです。
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【M-10】腹が減る [GASOLINE]
2022年4連続配信シングルの第1弾！という事もあって、ライブでも早々からやってましたから、もはやお馴染み曲になってきましたね。
Pomodoloがライブでカバーしてくれた時は嬉しかったな〜
発表当時はそれまでのハイファイの曲の中でも歌う時に圧倒的にパワーと高さの必要な曲でしたので、コツを掴むのに時間がかかりましたが、おかげさまで飛び道具の様な曲に成長しました。
意外と玄人っぽい造りになってまして、簡単に書くと、
サビ
リフ
Aメロ
リフ
Aメロ
Bメロ
リフ
Aメロ
Bメロ
サビ
間奏
サビ
サビ
リフ
という、サビが頭とケツにしか来ない省エネ設定になってます。
ハイファイはベースレスだし、それでなくても無駄をどんどん省いて展開していく曲作りをしますので、収録全曲マジで無駄なく作ってます。その中でも腹が減るは一曲通した完成度が高いんじゃないかな。他の曲もすごいなって思うけど。
MVの方も新しい試みをしましたからね。
ボカロ系アーティストさんによく見られるイラストを駆使したMVを作ってみようって事になって。
オレがメインのイラストを描いて、ひーくんが上手い事動かしてくれました。
あと、シングル版で出した音源より、アルバム収録音源の方がスッキリした音質になったかな。いい感じでまとまったと思います。
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【M-11】ムジナの穴 [Birds Of a Feather]
繁栄の代償と共にリアレンジした再収録の曲です。
ハイファイが初めてRecからMixから何から何までできるだけDIYでやろう！と取り掛かった初めての作品2nd マキシシングル[ムイミン]に収録されていました。ちなみにムイミン作った時の教訓としては、「完パケ作業は業者に頼もう」でした笑 ジャケットも手作業で作ってたからなー厚紙を切って折って貼って。むちゃくちゃコスパ悪かったです、人件費考えたら。一枚作るのに20分はかかるから。今でもまだ一応通販限定で売ってますのでよろしければどうぞ。
音質も、今となっては聴けるレベルじゃない。
試行錯誤して作ってたからなー当時。
ですのでムイミンの頃と比べたら、音質めちゃめちゃ良くなったので、ものすごく満足です。
レコーディングにおいても、すでに一回Recしてるってのもあって、歌入れソッコーで終わったもんな。
2番の「やたらこだくさんさぁ」のあたりは本当に息が足りません。腹筋総動員でいかないとせっかくのサビに迫力が無くなってしまう…息継ぎとコントロールがシビアな曲です。
英題の「Birds Of a Feather」はそのまま、「同じ穴のムジナ」という意味。
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【M-12】大和川から [A border]
最初曲を渡された時、失踪したベースの祥理ってこんな気持ちだったのかなぁって思って泣いて、そのまま言葉にしたらひーくんもしょーちゃんもそういう風に思ってたから、うん。ってなった。
どの曲もひーくんがオレが歌ってウソがないように作ってくれてるけど、大和川からだけは、オレの中ではシンクロ率が低い。低いというか、とてもわかる、理解できるけど、多分祥理の方がもっとわかる。人の気持ちを勝手に決めてはいけないけど、祥理に限らず、オレよりもこの曲を理解してくれる人が聴いてくれてるみんなの中にも多くいるんじゃないかなって思う。
制作話をすると、この曲ね、マジで展開が無いのよ、ギターもドラムもずっと同じフレーズだし。弄り様がなくてね。とにかくいい歌を録って、シンプルに、言葉の力を信じてMixしていきました。
後日談なんだけど、心臓のデータを全部入稿した後で、失踪したベースの祥理が、今地元のパスタ屋さんで立派に店長をやってるって話をお母様から聞いて、ものすっごく、この8年間で1番嬉しかったです。
今になってこの曲ができて、みんなに発表する事ができて、本当に良かった。
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【M-13】今日が暮れていく [Sunset]
何から書いたらいいやら。
素直に包み隠さず書くと、昨年10月21日に死んだオレたちの兄弟、envoy from the silenceのキョウさんの事を想ってしか歌えなかった曲です。
別にキョウさんオンリーのために作った曲ではないんですよ。それでもね、みんなに聴いてもらって、みんなの役に立つようにって思って歌いますけど、Recする時には頭がそこにしかいかなかったです。
Rec時点でキョウさんは生きてたから、こんな失礼な事ないでしょうけど、オレはやっぱりちゃんと兄弟と向き合いたいですから。ちゃんと見てたもんずっと。キョウさんはずっと、遠くない死に向かって行ってたから、もうすぐお別れが来るってのはオレもわかってたのよ。
「今日が暮れていく」は2視点で進みます。ハイファイの曲の「ミライエ」とかは1番と2番の4拍子と3拍子が切り替わるところで別の人に視点がガラッと変わるんですが、今日暮れは2視点が入れ替わり立ち替わりします。
どんな解釈をしてくれても構いませんが、Recした時のオレの2視点は「オレ」と「キョウさん」でした。
誰しも死に向かって進んでいきますが、お別れはとても淋しいけど、この世を去って、新しい世界に向かうみんなに、エールを贈ります。
最後まで力強く、前向きに、笑ってさよならできるように、この曲をアルバムの最後に収録しました。
つうか最後しか無理でした！
もうホント大変だったRec、涙が止まらんから！
こんなに泣くの我慢するのが大変なRecなんて今後ないんじゃない。みんなに使ったティッシュの量を見てもらえばよかったわ、撮っときゃよかったわ。
まだライブで完全に平常心で歌うことはできないんだけど、それでもやっぱり大切な人には聴いてほしいから、これからもライブでちょくちょくやっていきたいと思います。
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長くなったー！
これにてまりちゃんレビュー終了です！
まだ書いてないうんちくとかあったらまた追いで書きますね。
「ここはどういう意味？」「どういう解釈？」「これはどうやって作ったの？」「どんな気持ちで？」「何が大変だった？」「エピソードまだある？」などなど、なにか心臓において気になる点ありましたらお申し付けください。お答えします。
何度聴いてもいい、
その時その時で違う解釈ができる、
とてもいい作品ができたと思います。
明日のライブでは何やろっかなー
お時間ある方は京都UrBANGUILDまでお越しください！
ハイファイは20:05〜です。
新年1発目が大阪じゃないってのもハイファイらしいっちゃらしいか。
明後日15日は大阪！寺田町fireloopですからね！
こちらはハイファイ19:15〜から！
それではライブハウスでお会いしましょう！
今年もよろしくお願いします！
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