~MUNワークショップ~ | イギリス海外研修のブログ-2016-

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2016年度イギリス海外研修の様子を動画や写真を交えて報告します。

6月3日(金)に例年同様、ロイヤル・ラッセル校のモズレー先生が来校されました。
ロイヤル・ラッセル校とは、日立一高の姉妹校で、イギリス海外研修のプログラムで最も重要な模擬国連会議(MUN)の開催校です。
放課後の約1時間半の間、13期生と14期生がモズレー先生に自己紹介をしたり、昨年の思い出を話したりしました。

6月4日(土)には、MUNワークショップが行われ、まず、モズレー先生からMUNの流れを英語で聞き、発言の方法や、MUNで使用される実用的な表現なども教えていただきました。



説明後は1人の14期生に対して1,2人の13期生が付いて、MUNの流れの確認をしました。



今回は日本の北朝鮮に対する決議案を取り上げ、10ヵ国に分かれて、それぞれの国の立場からのスピーチの作成を手伝いました。13期生は少々戸惑いながらも、モズレー先生と14期生から助言をもらいながら取り組んでいました。12時半からランチタイムとなり、午前の部は終了しました。

午後はまず、スピーチの練習から始まりました。
この後の模擬国連会議の練習に向けて、14期生はそれぞれの考えた原稿の発音などを調べました。
この30分間で、モズレー先生やアバート先生から直接の御指導を頂けた人もたくさんいました。

そして、いよいよ実践です。アメリカ、イギリス、インド、オーストラリア、韓国、北朝鮮、中国、ナイジェリア、日本、ブラジルの10ヵ国に分かれて担当し、オープニングと質問の受け答えを行いました。



会議の練習では、日本の北朝鮮に対する議題を取り扱いました。
ここでは、質問の仕方や発言権の受け渡し、議長への対応の流れを実践を通して知ることが出来ました。レゾリューションに賛成する国と反対する国の主張を行った後に多数決を取りましたが、8対2で議題は可決されました。

先生方からは、自信を持って大きな声で発言することの重要性など、貴重なアドバイスを頂きました。

最後には、皆で写真を撮りました。
14期生にとっては、これが最初の大きな行事となりましたが、英語を使って一生懸命活動していました。そして、13期生と14期生の初めての正式な交流の場ともなりましたが、しっかり縦の繋がりも築けたのではないかと思います。

今回のワークショップはイギリスでのMUNへの第一歩に相応しい、有意義なものになったと思います。