チャンピオンズリーグ決勝トーナメント開幕!! | 欧州サッカーに関するナニカ

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さて、先週からチャンピオンズリーグのベスト16 ファーストレグの戦いが始まりました。

観ることができた3試合の感想を一挙にご紹介したいと思います。

 

 

バルセロナ 1−4 パリサンジェルマン

ネイマール・ディ・マリアが怪我で不在のパリ。開始早々、試合に入りきれていないクルザワがPKを与えて、メッシが先制したものの、なぜかそこをあまり突き切れず、ムバッペに好き放題にやられてバルセロナがボコられたという試合。怪我から復帰したピケを含め、去年から目立つ課題であるが、バルサのセンタバックのスピード不足が際立ったという印象。

ムバッペとマッチアップしたゼスト。戦犯のようにも言われているが

個人的には、攻撃が得意な彼が、デンベレの戻りがない中、守備をやらされてキツかったんだろうと思う。途中交代で苦笑で去ったのが印象的だった。。

ちなみに、ピケが“ポゼッションさせ過ぎだ”と怒鳴り、グリーズマンが“落ち着け、怒鳴るな”とやり返すなど言い合いがずっと続いたらしい。。

正直、メッシがDFしない状況を許容している時点でハンデを背負っているので、このクラスの戦いでは相当周りが運動量豊富でフィジカルが屈強でないと跳ね返すのは難しいだろうと思う。デヨングやブスケツでは無理があるのではないか。

 

ラツィオ 1−4 バイエルン

直前のブンデスで、1分1敗と失速していたバイエルン。ミュラーやニャブリがコロナ・怪我で離脱していたことを差し引いても調子を落としている印象だったが、この試合では目の覚めるような戦い。特にハイプレスの勢いがCLモードで完全にラツィオを圧倒。

レヴァンドフスキがバックパスをあっさりカットし、先制してからは、もはやクラブW杯でやっているぐらい力の差があるように感じた。

カップなど取りこぼしも多いが、今だCLでは無敗。選手層を踏まえても連覇も十分ある強さに思う。

この試合のハイライトは、やはり17歳のムジアラ。

トップ下で出場し、中央から落ち着いて2点目を左隅にきれいにシュートしクラブのCL最年少得点記録を更新!(CL全体でもノックアウトステージ以降でのゴールとしては2番目の若さらしい)

以前のブログでも紹介したが、線が細い割にするする抜けていく(誰かと違ってヌルヌルでは無い)技術と柔らかいのか潰されきらないで粘れるところ、そして正確なシュートを打つところまで意識しているところが非常に好印象です。

センスはピカイチだし、途中出場がほぼ全ての中25試合で4点決めています。

まだサンチョほどチームの核とは言えないですが、何かやってくれそうな期待を感じさせる選手です。

 

アトランタ 0−1 レアル・マドリード

ラモス、アザール、ヴァルヴェルデ、カルバハルに続き、ベンゼマも怪我でチームを離れてしまったレアルマドリード。もはやトレーナー含めて体調管理体制が杜撰なのでは?と思ってしまうぐらい怪我人だらけ。リーガでもベンゼマ不在でなんとかCKから最少得点で逃げ切ったので、当然苦戦が予想されたし、やはり苦戦しました笑

 

 

チームを救ったの活躍はこの男、左SBながら絶好調のメンディ。

まず開始早々、ハーフスペースへのフリーランニングから、相手を一発退場に追い込む

ドリブル。これでゲームプランが狂ったアトランタは、積極果敢なプレスをやめて、カウンター狙い。つまりクロース、モドリッチが好きなようにパスをつなげる状況ができたのだが、やはり最後で裏に抜けたりスイッチを入れられる選手が少なく、例の如く支配するも攻めあぐねる。ヴァニシウスとメンディぐらいしかチャンス作れないな、と思っていたら、ヴァニシウスは交代してしまい、スコアレスがチラついてきた80分過ぎ、メンディが苦手な右足から結構きれいなミドルシュートを突き刺すというビックリが飛び出し、幸運にも敵地で先勝することができた。

ありがとう、メンディ!!

ということで、今週は非常に良い週でした。

 

強さで言うと、シティも相当なレベルにあり、順当に1stレグを 2−0 で勝利しているので、今のところ見た感じでは

 

本命バイエルン、次点 シティ、大穴 PSG

ぐらいが優勝候補と言えるのでは無いでしょうか。

 

皆さんの意見もぜひ聞かせてください。ではでは。