20/21 ブンデスリーガ 無敵王者の発進! | 欧州サッカーに関するナニカ

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チャンピオンズリーグの激闘から1ヶ月弱。

バイエルンの新シーズンが始まりました。

 

マエストロ、チアゴのリバプールへの移籍をルンメニゲCEOが前日に認めた発言が出るや否や、翌日には背番号「6」をキミッヒが付けるとの発表を出したバイエルン。

さすがドイツらしい、ドライっぷり笑

 

感謝を込めて言っておくと、チアゴほど1タッチ目を大事にして、常に相手の裏をかくことを狙っている選手はいないです。心憎いラテンのノリがバイエルンから消えてしまうのは残念ですが、そこは違った意味で1on1を魅せてくれるデイビス選手に頑張ってもらおうと思います。リバプールでの活躍も願って、彼のMove動画を↓

 

 

さて、そんなこんなで

サネがCityから加入したものの

チアゴがリバプールに移籍

コウチーニョ、ペルシッチ、(オドリオゾラ)がレンタルバック

とおいおい層薄くなってね?と思う感じで初戦を迎えました。

 

スタメンは軽い怪我のアラバ、デイビスと新加入のサネ以外は三冠のメンバ。

サネもドイツ代表を見ている限りそこまでキレていなかったので、バイエルンのリズムにハマるのかちょっと不安でしたが、、

 

開始3分までは出足が少し鈍く、攻め込まれたのですがCLの好調そのままに、この人が試合を決めました。

 

そう、リベリーから背番号7を受継いだニャブリです。

キミッヒからのロング一発で裏に抜け、逆をとってから左足。

見事すぎました。

この後も前半中にゴレツカ、レバンドフスキ(PK)と続き、

後半でも完全に戦意を失った相手に、相変わらず前からマシンのように襲いかかり、

サネ、ニャブリのハットトリックを含め、8−0

 

レバンドフスキがラボーナでミュラーのゴールをアシストしたり、

キミッヒのロングスルーパス一本で、サネがスピードを生かしてゴールしたり

やりたい放題なのにハイプレスで相手には全くやらせないバイエルン。

三冠の勢いそのままに、全く危なげなく、そして大人気ない試合でした。




ちょっと違いで言うと、昨年よりサネを裏へ走らせる一発の攻撃が増えていて

ニャブリとサネのスピード系が2人いるのでより脅威が増している気がします。

一方でハイプレスの際のサネの運動量はまだまだなのでもう少し慣れが必要と感じました。

 

後はCMFのゴレツカ、キミッヒの代わりの層が薄いですね。カード貰いやすいポジションだし、チアゴの代わりまで行かないと思いますが、

移籍ウィンドウは閉まっていないので誰か一枚はレンタルででも欲しい気がします。

 

 

さらに明るいニュースとしては、

昨年、クロースやアラバのチーム最年少出場記録を塗り替えた17歳の

ムシアラがニャブリと交代で入り、ゴールを決めたことですね。

彼は元チェルシーで、ドルトのサンチョがイングランドから来て飛躍を遂げて以降、

イングランド下部組織から、有望な選手がブンデスを選び成長していくという流れが出来て来ています。

 

ちなみに、同じ17歳でつい先日ポカールでスタメンで出場し、ゴールを決めたドルトムント、ベリンガムもイングランドから来ています。

 

この年代では、バルセロナのファティが昨シーズントップ昇格後、8得点と圧倒的な成果を出し、今年はスタメンを張りそうなのですが

ブンデスでもコンスタントに活躍する選手が出てくるでしょうか。

 

ちなみに、サンチョ20歳、ハーランド20歳、デイビス19歳、そして久保選手も19歳です。

もう10代は勢いが合っていい、とか言っている場合ではなく主軸を張る世界になっていますね。

 

今のブンデスのポジション別最高評価額の選手はこちら。

三冠を反映していますが前述の若手の評価が高いです。

 

ではでは。また今週末もリーガがあったりするので目が離せません。