先日、NHKで放送されたマイルスの1973年の東京厚生年金会館でのライブ映像を見ました。
1970年代のマイルスはまだまだ聴きこみ不足な私ですが、音楽性云々抜きにしてマイルスがとにかく
格好良かった!!
彼にしかできない、彼だからこそ似合うファッションに身を包み、一心不乱にトランペットに向かうマイルス。
その神々しいまでのオーラが画面上から充分に伝わってきました。
ムトゥーメが休みなくパーッカッションでリズムを叩き、予期せぬ所からピート・コージーのギターが
叫び出す。
マイケル・ヘンダーソン(b)の重いボトムラインにレジー・ルーカスのギターカッティングがサウンドの骨組みを形成しているのでしょうか。
デイブ・リーブマンはマイルスのタイミングを見計らい、延々とインプロウ゛ィゼーションを展開。
演者の個性が全開ながら漲る緊張感。
それはやはりマイルスの身振り手振りを片時も注意深く意識しているからでしょう。
そういった、マイルスの“カリスマ”の一面を如実に物語る、貴重な映像であったと思います。