25日、NHKでマイルス・デイビスの特番をしていたので録画して、じっくり拝見しました。
目玉は1973年の東京公演の発掘VTRだったわけですが、それは後日放送…笑


メインは2007年放送の菊地成孔氏のナビゲートによる、マイルス特番の編集版。
しかし、2007年版を見ていなかったので、とても新鮮に見ることができました。
また、今回新たに、東京ジャズ2011で来日していたマーカス・ミラー(b)や、
後日放送の73年の東京ライブにも参加していた、デイブ・リーブマン(sax)のインタビューが追加され、一時間という短い時間の中、かなり見応えのある番組でした。
マイルスの音楽遍歴等もだいたいの流れはわかっているとはいえ、映像にまとめられると、より頭の中で整理できたような気がします。


特に印象深かった所が2点。
一つ目は、日本人で唯一マイルスのバンドにレギュラー参加していた、ケイ赤城氏のインタビュー。
一番近い所でマイルスを見てきた人の発言の重みは並大抵ではありませんでした。
“マイルスの死”というものが、ジャズ界の方向性にかなりの影響があった事がより一層実感できました。


二つ目はマイルス自身のインタビューでの発言から。
「俺はメンバーに人間性は求めていない。ただ俺を刺激してくれるヤツを求めている」といった主旨の発言をしていた事です。
まさにマイルスにしか言えない言葉であり、彼以外が言っても説得力は得られないでしょう。
しびれました。笑


こうなると後日放送の73年の東京ライブ、見逃すわけにはいきません。
いやはや、マイルス論は終わりが見えない。


だからこそ、おもしろい。

http://www.youtube.com/watch?v=x_whk6m67VE