過去最高の盛況?北京モーターショー
 この時期恒例の北京モーターショー(以下MS)。毎年4月に、北京と上海が入れ替わりに実施されます。東京モーターショーの影響力に疑問符が付くようになって久しく、北米やヨーロッパでも車が売れない。かつて3大MSと呼ばれた、デトロイト、フランクフルト、東京という、MSの勢力図も大きく変化を余儀なくされています。すでに北京/上海MSはもちろん、毎年11月の広州MSでさえ、最重要MSにリストされています。何てったって、これだけ購買意欲が高い上に、購入者の60~70%が初回購入という「異常」な市場ですからね。

アイスランド火山噴火の影響で・・・
 車がMSに間に合わない(届かない)んじゃないか、とかスタッフが中国入りできない、とか結構大変だったみたいですね。今年は日系メーカーが軒並みリコールで苦戦してるんで、前評判からして「今年の北京は欧米系の独壇場」的な感じだったんですが、思わぬ形で出鼻をくじかれた格好に。実際のところVWのグローバル総裁は遅刻でプレスブリーフィングに出られなかったとか・・・

逆風の、このときだからこそ
 我々としては、日系メーカーの巻き返しをサポートしたいものです。現在、プラップチャイナおよび、ブレインズチャイナ含めて3社の自動車メーカーのサポートをさせて頂いていますが、今回から、加えて自動車部品系のお仕事のチャンスを頂けるようになりました。さらに、お声掛けを頂いている企業もあり、自動車分野は引き続き、我々にとっても重点分野と言えます。