今回のテーマは、【ゴルフ】老害の洗脳 その①トラック一杯分のボールを打て!です
ほとんどの初心者のゴルファーの方が、耳にしたことがあるのではないでしょうか?「上手になりたかったら、トラック一杯分のボールを打ちなさい!」と
トラック一杯分のボールの量がどのくらいかというと、3トントラックに山盛り一杯にすると約6万3492個だそうです
※3トントラックに山盛り一杯(目いっぱい)、ピラミッド状に積んだ数だそうです
一回の練習で150球打つとして、約423回は練習場に行くことになります❗️
週に一回のペースで練習場に通ったとしても、一般的に一人前のゴルファーになるのに約8年ほどの歳月を必要とするということでしょうか⁉️
このぐらいのペースだと体に及ぼす影響は少ないかと思いますが、
さて、これが小学生に向かって毎日300球となるとどうなるでしょうか?
週に5日練習場に通ったとして、
300球(一回の練習) × 週5日 = 1500球
1500球(1週間)× 4週間(一月)= 6000球
6000球(一月) × 12ヶ月 = 72000球
として約一年も満たないほどで、トラック一杯分のボールを打ててしまうという
この数のボール数を、アプローチの割合がどのくらいかにもよりますが、仮に半分ショットだとしても
なんにもエクササイズもトレーニングもしていない、体もまだまだ未成熟な子供が行った場合に、子供達の体に与える影響は計り知れないものであることは間違いありません
以前にもブログで書かせていただきました
【私がジュニアゴルフスクールで教えたいこと】
https://ameblo.jp/heywhatsupyosuke/entry-12459815661.html
まだまだ、日本のスポーツ界は環境面においても精神論においても、一つのことをやり始めると、心が燃え尽きるまでやり遂げなさい論が根強い気がします
子供がゴルフを始めたらプロ❗️だなんて思わず、スイミングスクールやピアノ教室と一緒で、気楽な感覚でゴルフを始めてくれたらなんて思います
※スイミングスクールやピアノ教室を差別したわけでもありません、あくまでも一般的なお話です!
※もちろん始めから、プロになると!子供の意思で決めて取り組むのもありですよ
もちろんその先の心のスイッチを押す時は、それこそトラック数台分打つことになりますがね
練習を取り入れていった結果、トラック数台分のボールを打つことになることはしょうがないのですが、最初から上手になりたければ、ボールをたくさん打ちなさい理論はそろそろ控えていただけますか
ゴルフの練習は、基礎体力を身につけてから行いましょう
なんて思ってしまった今日この頃でした
今回は以上です