善意の犠牲。【hey】
昨日、
都心に向かう中央特快は、
なかなかの混雑だった。
ドアに1番近い席の前に立って、
吊革につかまり、
本読んでた。
前に座ってたのは、
アラフォーな男性。
常に運動してそうな格好。
膝の上にはリュック。
停車駅で、
カートをひいたおばあちゃんが、
通りすがりのオバサンの力を借りて乗ってきた。
しきりにお礼の言葉を並べるおばあちゃん。
江戸っ子風に、
笑顔で颯爽と去るオバサン。
いいモノを見た。
あったかい気持ちになれた。
と、
思うのも束の間。
その光景に、
己の良心を、
盲目的に刺激されてしまった男が1人、
目の前に居た。
「こちらどうぞ」と、
おばあちゃんに席を譲ろうとする。
おばあちゃんは既に、
江戸っ子オバサンがドア脇に設置した、
自前のカートに座っているし、
混雑した車内を気遣って辞退。
しかしアラフォーの、
燃え上がる善意の炎は収まる気配が無い。
「ど・う・ぞ!!」
と念を押して立ち上がった。
アラフォーのリュックに、
グイグイ押し出される私。
私が立っていたスペースも、
つかまっていた吊革も、
アラフォーの侵略により失った。
しかし大満足な様子のアラフォーは、
自分に向けられている、
白い目線には一切気付かず、
勝手に己の善意に泥酔している。
周りが見えないアラフォー男。
今日もどこかで、
勘違いに溺れているに違いない。
hey.
都心に向かう中央特快は、
なかなかの混雑だった。
ドアに1番近い席の前に立って、
吊革につかまり、
本読んでた。
前に座ってたのは、
アラフォーな男性。
常に運動してそうな格好。
膝の上にはリュック。
停車駅で、
カートをひいたおばあちゃんが、
通りすがりのオバサンの力を借りて乗ってきた。
しきりにお礼の言葉を並べるおばあちゃん。
江戸っ子風に、
笑顔で颯爽と去るオバサン。
いいモノを見た。
あったかい気持ちになれた。
と、
思うのも束の間。
その光景に、
己の良心を、
盲目的に刺激されてしまった男が1人、
目の前に居た。
「こちらどうぞ」と、
おばあちゃんに席を譲ろうとする。
おばあちゃんは既に、
江戸っ子オバサンがドア脇に設置した、
自前のカートに座っているし、
混雑した車内を気遣って辞退。
しかしアラフォーの、
燃え上がる善意の炎は収まる気配が無い。
「ど・う・ぞ!!」
と念を押して立ち上がった。
アラフォーのリュックに、
グイグイ押し出される私。
私が立っていたスペースも、
つかまっていた吊革も、
アラフォーの侵略により失った。
しかし大満足な様子のアラフォーは、
自分に向けられている、
白い目線には一切気付かず、
勝手に己の善意に泥酔している。
周りが見えないアラフォー男。
今日もどこかで、
勘違いに溺れているに違いない。
hey.