6月6日、午後19時45分。
前回本当の家族になれた・・・と喜んでいた兄猫が
突然体温が下がり天国へ旅立ってしまった。
そして、その3時間後。
兄を亡くして寂しかったのか、
間違いなく元気で、ミルクもガブガブ飲んでいた弟猫も、
突然硬直して、0時丁度に搬送先の病院に到着したと同時に
兄のあとを追って旅立ってしまった。
食事も生活もいつもと変わらずに
当たり前に過ごしていただけに、
この突然の死に、未だに家族全員動揺を隠せない。
これからたくさん、楽しいことがあっただろうと思うと、
涙さえ流れそうになる。
あれだけ猫嫌いを強調していたのに、
これほどまでに愛してしまった兄弟猫。
やすらかに・・・
仕事の休みを利用して、猫のシャンプー&
タオルや巣箱(?)の洗浄を行った。
まずシャンプーをして体を拭いてやり、
ほかを洗浄している間に庭を自由にお散歩。
だけど、ぽかぽか陽気のせいか、
駐車場のコンクリートの上で2匹ともお昼寝。

その隙に庭の草むしりをしていると、
いつの間にか兄猫の方が私の横でちょこんと座り、
「この人何してるんだろう?」とばかりに見学。
充血した目がかわいそうだが、かなり体力共に回復してきた。
ただ、抱きかかえられるのは極端に嫌う。
そういう性質なのか、単純に嫌なのかはわからないけど。

一方弟は目が覚めてから、私の右手に這い上がってきて
すっぽりおさまり、ふたたびお休み。
その懐きようと言ったら、
やっと、ホントの家族になれました!ってカンジ。

数日前まで大の猫嫌いだった私が
3度にわたって書いてきた2匹の子猫シリーズ。
「なんだ!息子と娘の記事のブログじゃないの?」
的な、テーマから逸脱した内容かと思いきや、
2匹の息子(娘?)が我が家の家族になった
今日この頃だった。

・・・見事にバカ飼い主だ・・・
・・・いきなり何言ってるんだ?自分は・・・

昨日も『猫嫌い』をあれだけ強調していた自分だが
きょうは一日中猫のことばかり考え、
早く仕事から帰りたくてしょうがなかった。

帰り着いて箱を開け、庭へ出してあげると
私の歩くあとをヨチヨチついてくる。

か・・・かわい・・・
いや、いやいやいや!騙されてはイカン!
相手は猫である。
名前はまだない。

ミルクをやってみた。
スポイドで口に運んであげるとペロペロなめながら
飲んでくれた。

か・・・かわい・・・
いやいやいや!そうはいっても猫は猫!
ちょっと目を離すと、飼い主のことなど知らん顔で
どこかへ消えてゆくに違いない!

気がつくと、娘よりながい時間を猫と過ごしていた・・・
職場のゴミ倉庫の中に、2匹の赤ちゃん猫が雨宿り。
って、同僚に聞くと捨て猫らしく、
昨日からチョロチョロしてるらしい。
コレと言って食べ物もなく、さぞかしお腹空いてるだろう。
それにしてもこんな天気の中
どんな思いで捨てたのかは知らないが
可哀想なことをする飼い主もいたものだ!

と言っても、実はワタクシ、いや、我が家は大の『猫嫌い』!
いかなる理由があろうと猫を飼うなんてありえない。
と、普通ならキッパリと言い切れるのだが、
複雑な思いと情の狭間で一日悩んだあげく、
とりあえず引き取ってみることにしました。

『猫嫌い』なだけあって、猫なんて飼ったこともないし、
飼い方もわからない。
ネットで調べ、とりあえず汚れた体をきれいにしてあげました。

それにしても、『猫嫌い』のはずの我が家のはずが、
私を筆頭に、奥さんも子供たちも
愛くるしい兄弟猫に、ちょっとメロメロ。

いや、あえて”我が家は『猫嫌い』”という言葉は貫こう!
ただ、愛くるしい表情と、小さな2つの命を
家族全員で愛すのだ。
(ああ、ちょっとエェかっこしぃな締めくくりやったな・・・)