不登校は特別なことじゃないし、悪いことでもない。
でもそのせいで引きこもってしまうのは悲しい。
不登校を一つの選択と考えて、次へのステップにできるようサポートしたいと思っています。
このブログへの投稿が、なんと1年1ヶ月ぶりです
今年4月から、それまで自宅でしていた国語教室を
別の場所を借りて始めたことと
その場所に「小さな絵本屋さん」を併設したこと。
さらに、某私立高校で週1回スクールカウンセラーを始めたこと。
新しいスタートと、世間のコロナ騒動が重なって
全くこのブログを開かなくなっていました。
とはいえ、その間
カウンセリングや心理学の本を読んだり
箱庭心理セラピストの資格を取ったり
スクールカウンセラーとして実際に相談を受けたりしていて
思うことはたくさんありました。
何より、一つの学校の中だけで
こんなに多くの親子が、こんなにさまざまなケースで
悩んだり困ったりしているんだ……という驚きが大きいです。
正直なところ
「学校」というシステムと、現代社会とが
ものすごい勢いで乖離していっているように感じます。
とはいえ。
社会の中にはまだまだ「学校信仰」が根強く
実際、学校で学ぶことも勉強以外にもたくさんあります。
そんな中で「しんどさ」とどう付き合うか。
生徒本人も、その周りにいる人も。
↑
「しんどさ」の原因になっているのが
本人ではなく、親や友人や先生や規則や環境や……
ということも多々あるのですが。
できること、できないこと、
できないときに取るべき道。
そんなことを、またちょこちょこ書いていきたいと思います。
1年以上も更新していないのに
新しくフォローしてくださる方や
以前からのフォローを止めずにいてくださった方、
本当にありがとうございます。
久しぶりにブログを開いて驚きました。
おかげで、また書いていこうと思いました。
どうぞこれからもよろしくお願いします。
今日も絵本から。
学校に行けずに孤独を感じてしまった人、
頑張って行ったのに疎外感を味わった人、
頑張れないのは自分だけだと思ってしまう人
そんな人たちに伝えたい
『ひとりぼっち』
(レイフ・クリスチャンソン 文・
ほりかわりまこ 絵・
にもんじまさあき 訳)
絵本の文より
だれも ほんとうのあなたを知らず
だれも あなたの声をきこうとはしない
そんなとき あなたは ひとりぼっち
心にぽっかりと あながあく
もし だれひとり
あなたのことを気にかけてくれなかったら
あなたは本当にひとりぼっち
でも ひとりぼっちは あなただけじゃない
ひとりぼっちは
心にぽっかりと あなのあいた人
その人を あなたは あたためることができる
そんな気持ちでいるのはあなただけじゃない。
この世界に同じ辛さを感じてる人は、必ずいる。
あなたの存在は、
誰かの支えになり、誰かを助けることになる。
もし、それが今じゃなくても、いつか絶対に。
だから、その日まで生きて。
あなたの心を守って生きてほしい。