そのサングラスのオッサンはちょっと変わった馬券の買い方をする人だった。
昼過ぎくらいに来て平場のレースはほとんどやらず、主にメインレース前後の馬券をやる。
しかし、全くやらない日もあれば、それとは逆にG1レースで何十万単位の単勝を買うこともあった。
ただし、その買い目はどちらかというか、かなりめちゃくちゃな買い目だった。
極端にガチガチな目を大量に買うというよりも、そんなもん来ないやろー、というような目をよく買った。
ある日の最終レースが終わって、オッサンに飯に誘われた。
その日は電車代しか残ってないスーパーオケラ状態、素直にご馳走になることにした。
hey
『オッちゃん、今日は大儲けやな~。あんな万馬券、3点買いなんかで取れへんで~』
オッサン
『大儲けとまではいかんけどな……。たまたまや…』
hey
『…………(他でそんなにやられたんかな~)それよりオッちゃんって仕事は何やってんの?』
オッサン
『たいしたことやってへんよ、のみ屋一軒やっとる』
hey
『すげえ、居酒屋とかバーとか、もしかしてキャバクラとか
』

』オッサン
『いや、只ののみ屋だよ』
hey
『のみ屋…………って、よく馬場の柱とかに書いてる「〇〇行為は禁止行為です」って書いてある、あれ』
オッサン
『そうだよ……』
hey
『…………へぇ~、……』
賛否両論あるとは思うが、まだまだ続く…