へーさんのCD棚~リサイクルマークはエコマーク

へーさんのCD棚~リサイクルマークはエコマーク

持っているCDの中で、あ、いいなという曲(たぶんアイドルポップスがメインになると思います。)をのんびり書いていこうと思います。

ども。へーさんです。ゴールデンウィークに突入した…らしいです。自分はカレンダーどおりの休みなので、まだ実感はありません。ちょっといろいろあって遊ぶどころではないのが残念です。そんな所で1712曲目。










ザ・チェリーズ「私のサタン」

画像は収録の『アイドルミラクルバイブルシリーズ ガール・グループ2 ラブリーズ/ザ・チェリーズ/ドレミファン/Z』




小俣かおるさん、鈴木由実さん、渡辺美佐子さんの3人組。キャンディーズ解散後のフォロワー的ユニットの一つ、ザ・チェリーズの7枚目にしてラストシングル曲。




キャンディーズのフォロワー的な女性3人組で、タイトルが「私のサタン」とくれば絶対に思い出すあの曲、「やさしい悪魔」のオマージュ?です。ご丁寧にも♪あの人のほほえみはワナがある~ ♪ぶどう酒色の夜明けまで~ ♪どこかにやさしい嘘がある~ なんて歌詞もあったりします。




という事はパクり?…とか言いそうになりますが、なんの事はない、作詞作曲は「やさしい悪魔」と全く一緒の方々です。このへんはaikoさんと深田恭子さん、「Sanctuary~淋しいだけじゃない」の時にも書いたと思いますが、曲が陽の目を見ればよいのではないでしょうか。




なので、曲は吉田拓郎さんらしい不思議なメロディです。ちょっと怪しげな感じや♪Wow Wow Wow Wow~ なんかも共通していますね。間奏のブルースハープもフォークぽさがあります。サビも「やさしい悪魔」ほどではありませんが、十分キャッチーで頭に残ります。




歌詞も「やさしい悪魔」まんまの“あなたの(サタン的な)魅力にハマって戻れない”といったものです。サビが♪Love me,Hold me,Kiss me~ ときて次に♪Squeeze me~ という単語を持ってくるのがちょっと新鮮でした。(きつく抱きしめる、という意味です)




このグループに関しては、歌もそれなりに歌えていてハモリなんかもきちんとできている、という評価らしいのですが、今回の曲はあまりハモリは目立っていない気がします。「やさしい悪魔」がけっこう複雑なハーモニーを使っていた曲だけに、そこも踏襲してほしかった所です。




「やさしい悪魔」作家陣によるちょっとした遊戯、という感じだったのでしょうか。曲自体の出来は決して悪くなかったと思うのですが、今さら?という感じがあったのかもしれません。という事で前述のとおり、この曲を最後に解散となってしまったようです。




「私のサタン」ザ・チェリーズ


作詞:喜多條忠

作曲:吉田拓郎

編曲:馬飼野康二





ども。へーさんです。4月も半ばを過ぎました。桜も終わってしまいました。そしてあっという間に雑草だらけの庭に(笑)また雑草と格闘する日々が幕を開けました。ガーデニングしているわけではないのですが、放っておくと廃墟みたいになってしまいます。そんな所で1711曲目。










きゃりーぱみゅぱみゅ「もんだいガール」




2010年代からサブカルチャーやテクノポップアイコンとして大きなインパクトを与え続けたきゃりーさんの10枚目のシングル曲。てか、この曲もう10年前なのね。ビックリです。




もともとベースやビートが強い傾向にある中田ヤスタカさんプロデュース曲の中でも、かなり強めのボトムが印象的なアッパーチューンです。




同じメロディを何度もくり返すAメロ、あえて隙間の多い伸ばした音が耳に残るBメロ、アッパーなサビ、とけっこうエッジとメリハリの効いたメロディです。歌詞が攻撃的、という事が話題になりやすい曲ですが、音自体もけっこう攻撃的だったんですね。♪なんてもったいないやいやい~ のメロディがそこはかとなく変でよろしいです。




で、その歌詞。きゃりーさんには珍しいメッセージ性が強めの曲で、オリジナリティを抑圧するような社会へのカウンター、的なテーマになっていると思います。♪だれかを責めるときには 「みんなとちがう」というけど 毎回「みんな」にあてはまる そんなやつなんているのかよ~ なのに♪足をひっぱるのには夢中~ という特にSNSに顕著な“もんだい”をわかりやすい言葉で歌うのは、奇抜なデザイニングの衣裳や独自の活動をしてきたきゃりーさんらしいです。




一つ気になったのは、そういったメッセージの出所が♪ただ恋をしてるだけなの~ という恋に集約されているような言葉が出てきた所ですかね。うまく説明できないのですが、せっかくの社会への提言が、“大人は悪く言うけど恋をしているだけなの”という、“ただ私達の恋愛を認めて”みたいな印象に安易に流れてしまうような気がするのです。あんまり社会性を出してもきゃりーさんのキャラクターと合わなくなるからゆえのバランス、でしょうか。




とはいえ、“もんだいがある”あるいは“もんだいがある?”を「もんだいガール」と読みかえた時点で脱帽なのですが。“あたしはいろいろ問題があると言われるもんだいガールだけど、それになんの問題があるの?”というメッセージが、「もんだいガール」という言葉だけでちゃんと読み取れるのはホントすごいです。




この曲が10年前、というのは前述しましたが、この手の問題は10年前とたいして進歩していない、むしろ悪化しているような気がします。♪キライなことで笑うより ステキなことで泣きたいわ~ となる世の中になってほしいと思います。




「もんだいガール」きゃりーぱみゅぱみゅ


作詞:中田ヤスタカ

作曲:中田ヤスタカ

編曲:中田ヤスタカ





ども。へーさんです。今日から約半年の間“大阪・関西万博”が開催されます。関東にいると特に感じないのですが、大阪では盛り上がっているんですかね?万博の本来の意義は、世界中の国々の文化や技術、特色を広く知らしめる事にあると思います。世界がグローバル化から逆の方向に向くようになった気がしている現在、相互の理解に一役買うような万博になればいいと思います。そんな所で1710曲目。









TPO「HOSHIMARU音頭」

画像は収録のオムニバス『テクノマジック歌謡曲』




安西史孝さん、岩崎工さん、天野正道さん、福永柏さんの4人組のシンセサイザーによるインストバンド。ですが、この曲をリリースした頃には岩崎さんは脱退していたようです。TPO自体はインストバンドですが、この曲はボーカルに池田智子さんという方を迎えた歌ものの曲になってます。1985年に開催された、“つくば科学博”の関連曲。(HOSHIMARUはこの万博の公式キャラクターです)一応万博つながりでこの曲を。




収録のCDからもわかるとおり、ピコピコ全開のテクノ歌謡となっています。科学博という事からこういう音になっているんだと思います。でもこれは音頭なんだろうか?メロディは音頭っぽい気もするし、サンプリングで入れられる合いの手(犬や猫の鳴き声もサンプリングされています)も音頭な気もしますが、ピコピコ具合とシンセサイザーによる無機質なデジタルビートがねじれた気分にさせます。




まぁそれがいわゆるテクノ歌謡の醍醐味、なんですよね。リリースは万博の前年なので1984年、この頃はまだまだシンセサイザーの技術もそこまでではなくチープな音なんですけど、それが懐かしくも楽しい気分にさせます。みんなピコリン好きよね?(笑)サビの♪宇宙はマンマルだよ 星もマンマルだよ~ は激しくキャッチーで頭に残ります。




歌う池田さんは児童劇団に所属していた子役?(と言っても当時もう16歳)だそうです。これってうすーく声の加工されてるのでしょうか?とてもプラスチックで平坦な歌い方をしています。声の特徴もあまりなく、歌唱力も一部高い音が歌いづらそうでしたがまあまあ普通、という感じです。平坦で感情に乏しいのはまさにテクノ的なので、そういう歌い手を選んだのかもしれません。♪マンマルだよ~ の語尾の抜け方はちょっぴりかわいらしいです。




歌詞は、星丸くんが来ましたよ、みんなおいでよ的な感じです。サビが♪未来はマンマルだよ 夢もマンマルだよ~ みたいに“マンマル”という言葉を多用して、みんなが協調するのが良い、という印象を与えているのが、万博のテーマと繋がっています。でも“パラリコ”ってなんでしょうか?




今回の大阪の万博会場もマンマルでしたね。♪世界はマンマルだよ 愛もマンマルだよ 輪になりゃマンマルだよ~ という事で侵攻や紛争、経済戦争が続いている世界中ですが、マンマルでいきたいものです。




「HOSHIMARU音頭」TPO


作詞:阿久 悠

作曲:TPO(安西史孝)

編曲:TPO(安西史孝)